社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

止まらない病床削減

2020-03-30 12:20:35 | 日記

厚労省は、昨年の9月に全国の公立・
公的病院のうち424病院を、再編統
合を進めるよう、名指しで打ち出した。

北海道は、54病院も。
再編統合とは、実際はベッドの廃止を
含む。

医療の「効率」とは何か?
採算が合わなければ、どんどん減らせ、
ということなのか?

そこにどんなに困っている人がいても
だ。弟子屈町の透析患者は、地元が無
くなれば70キロも移動しなければな
らない。(なんと往復140キロ)

しかし、しかしだ。
新型コロナウィルスが広がっているな
か、ベッドが足りなくなり「医療崩壊」
が叫ばれている。

イタリアは、新自由主義が席捲し、医
療に大ナタがふるわれた結果が、困難
な状況をつくり出している。

にもかかわらず、厚労省は公立病院の
再編統合による切り捨てをやめようと
しない。
それどころか、さらに20病院程度追
加することを1月末に発表している。

これが、自民・公明政権の実態だ。
ここに「政治」はない。
ひたすら「効率化」をめざす方針のみ
だ。

いま私たちが「病床削減計画を白紙に
せよ」と声を上げなければ、大変なこ
とになる。

「効率化」の名のもとに、社会の脆弱
化を進めてはならない。