いつまで続くのか、格差と貧困の拡大。
新型コロナ感染拡大と経済のK字型回復のなか、2020年度の資本金10億円以上の大企業内部留保が7兆円も増え、467兆円となった。配当金も増えた。しかし、賃金は減少した。
3日付しんぶん赤旗
賃金が増えないなか、派遣やパートなど非正規労働は新型コロナの直撃を受けている。
社会保障による富の再分配は、OECDのなかでも日本は逆に格差を広げるという異常な社会になっている。
安倍前政権、自公政権による医療などの負担増と年金削減が拍車をかけているからだ。
大企業の社会的責任(CSR)をどうはたしていくか。私たちは民主的規制とよんでいるが、政治のはたす役割は大きい。
昨日もとりあげたが、アメリカの巨大IT産業、とりわけGAFAをどう規制していくか。バイデン政権の大きな課題ともなっている。
政治・経済のダイナミックな動きがはじまっている。
それに対して日本は相も変わらず自民党内の権力争いが激しい。
パンデミックのなか、オリンピックと自民党の権力争いに夢中の姿は、国民の生活がまったく見えていないことを映し出している。
情けない姿だが、次の選挙で大きく変えなければ。