自民党の総裁選の3候補の訴えをみていると、
この党は自らの安倍政権の検証がまったくで
きない政党だということが、いやというほど
わかる。
7年8ヵ月の安倍政権で、国民の生活がどう
なったのか、まったく伝わってこない。ただ
「安倍政権の政策」の継承の大合唱となって
いる。
その上での権力闘争としか見えないところが、
自民・公明政権+維新の末期症状ではないの
か?
小選挙区制と霞が関の人事権を一手に掌握し
た体制が、国民との距離感を拡大している。
安倍政権での自民党の得票は、
9月7日付しんぶん赤旗より
絶対得票率でみるとよく分かる。
自民党がボロ負けし、民主党政権が誕生した
時の絶対得票をいまだに超えていない。
小選挙区制度のなせるわざだ。
国民の声を鏡のように反映する政治。そのた
めに自公政権を終わりにしなければ。
市民と野党共闘のさらなる前進を。
そして、一致点にもとづく「野党連合政権」
の政策協定こそ、国民の願いによりそう道
だ。