昨日は高校生の「情報リテラシー」について
書いたのは、フェイスブックなどSNSを使っ
たフェイクニュースが問題になっているから
だ。
先の参院選での18歳の高校生の投票行動に、
スマホが大きく影響しており、いわゆるネッ
ト情報が高校生の「世論」となっているので
はないか。
SNSなどは、事実の裏付けのない情報が簡単
に拡散していく。(新聞との大きな違い)
ミャンマーのロヒンギャ虐殺事件のニュース
を覚えていると思う。
この事件には、SNSのフェイスブックが巨大
な、悪魔的な影響を与えた。
国連報告で「フェイスブックはミャンマーで
憎悪煽る『けだものになった』」というニュ
ースをご存じだろうか。 こちら ⇒
通信インフラが弱い国土に、通信アンテナを
建てるだけでネットワークが簡単にできる。
当然にスマホのSNSの世界となる。
裏付けのない恐怖を煽る情報がまん延してい
く。
96年前の関東大地震における朝鮮人虐殺事件
も「流言飛語」により虐殺が行われた。
ロヒンギャ虐殺事件と同じパターンだが、道
具がネット、スマホと現代的になっただけで
はないのか。
現代は「ハイブリッド戦」として位置づけら
れているウェブ空間。国家権力が国民の意識
に、フェイクも含め強力に影響を与えること
ができる。
アメリカ大統領選でも他国の干渉という形で
露わになった。
とりわけ「忖度社会」の日本は・・・・怖い
社会だ。
情報リテラシー・・・高校生だけではなく、
国民全体でどう高めていくのか。
民主主義がためされている。