文科省が2001年生まれの子どもの追跡調査
を行っている。「21世紀出生児縦断調査」
である。
先日、2018年(平成30)の調査結果が公表
された。 こちら ⇒
この表の145番のエクセルを参照。
高校2年生の6割が休日でスマホを使う時間
が3時間以上であることがわかった。
さらに休日に「家庭学習をしない」ケースで
6時間以上使う高校生は、ゲーム94%、音楽
81%、動画78%、 ニュース23%、SNS66%
となっている。(複数回答)
高校生の生活環境に、スマホなどインターネ
ットが深く入り込んでいる。
フェイクニュース、エコーチャンバー現象、
フィルターバブルなど、客観的な世界と切り
離された、裏付けのないニュースや論評があ
ふれているネット社会。
この世界に一日中置かれていたら人間の意識
がどうなっていくか。杞憂だらけだ。
情報リテラシー教育・・・高校でも行われて
いるが、ほとんど効果はないのではという先
生もいる。
17歳の成長記録でもある「21世紀出生児縦
断調査」は、多くの課題を私たちに投げかけ
ている。