社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

驚くべき大軍拡!

2019-08-31 12:13:55 | 日記


 8月31日しんぶん赤旗より

来年度の防衛予算の概算要求が出された。
昨年同様に、米軍のための予算SACOを含
めていない5・3兆円と発表された。

SACO予算を入れれば5・6兆円を超えて、
6兆円に近づいている。同時に、過去最大
だけでなく、他国を攻撃できる兵器のオン
パレードの様相となっている。

「専守防衛」という言葉が消えつつある。

一昨年の「各種事態における実効的な抑止
及び対処」が昨年から「領域横断作戦に必
要な能力の強化における優先事項」に変わ
った。

今年も同じ2章が継続され、スタンド・
オフ・ミサイルが登場している。
これは敵のレーダー網の外から攻撃できる
兵器だ。

「いずも」の空母化も予算が大きく振り分
けられている。空母は他国を攻撃すること
ができ、それも最初が米軍機の発着が行わ
れると報道されている。

このままでは米軍と一緒に、SEAD(敵防
空網制圧)任務まで進んでしまうのではな
いか。

1基3000億円ともいわれているイージ
ス・アショアが「6基」となっている。
2基ではなかったのか?(15ページ)

固定式のミサイルこそ時代遅れであり、イ
ージス・アショアはアメリカ本土へのミサ
イル迎撃用だ。日本の防衛とはまったく無
縁である。

安倍内閣のもと、まるで憲法9条など無い
かのような予算要求だ。それも日本の防衛
とは無縁の、米軍の補完ともいえるものが
多くありすぎる。
これが大軍拡を招いている。

大軍拡と日韓の対立を煽る安倍政権の一日
も早い退陣こそ必要だ。