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国鉄三大謀略事件

2019-08-01 07:03:13 | 日記

三鷹事件の再審を認めない不当な決定が
東京高裁で行われた。

 8月1日赤旗新聞より

戦後の朝鮮戦争の前夜、日本共産党が国会
で35議席を獲得し、さらに国鉄の10万人
近い首切りなどの情勢のもと、1949年に
立て続けに事件が起きた。
7月6日 下山事件
7月15日 三鷹事件
8月17日 松川事件

三鷹、松川事件では、共産党員が首謀した
として大々的に報道された。そして10万の
首切りも一気に強行された。
しかしその後、裁判で共産党員全員の無罪
が確定した。
 (政府からみて、目的は十分達した)

三鷹事件だけは、1人が無期懲役のまま、
遺族が起こした再審を拒否し続けている。

誰が考えても1人では起こせない事件であ
り、証拠は「自白」のみだ。
        国民救援会はこちら ⇒

国民救援会は「新証拠について事実関係を
一切することなく本決定をだした」と抗議
声明を発表し、厳しく批判した。

三鷹事件をはじめ、国鉄三大謀略事件は戦
後最大の「権力犯罪」であり、いまだに真
相は闇の中だ。

権力犯罪・・・
警察官が交番を爆破し、それを共産党員の
仕業に仕立て上げた菅生事件(すごうじけ
ん)、これも完全無罪となったが、首謀者
は逮捕されず、その後出世した。

戦前は大森銀行ギャング事件もあった。
共産党員が銀行を襲ったと大々的に宣伝さ
れた。これも特高警察がスパイを送り込ん
で起こした謀略事件であった。

権力は「警察」を使って平然と謀略事件を
起こす。これにマスコミが大々的に報じて
目的を達してしまう。

歴史の教訓だ。
ドイツのヒットラーも同じような謀略事件
を起こしている。

三鷹事件
いまだ終わっていない。
不当決定を撤回すべきだ。
真実を解明すること。民主主義の根幹が問
われている。