今日で安倍政権が6年目となった。
昨日は社会保障の削減を取り上げたが、
経済政策も破綻がいよいよ明らかとなっ
てきた。
12月中旬に株価がデッドクロスとなって、
あれよあれよと一気に2万を割ってしまっ
た。昨日は1010円という大きな下落だ。
大幅な下落に対して、買い支えようと日銀
はETFとJ-REITを買いまくった。
ついにETF年間6兆円という枠を超えて、
4千億円超過となった。どこまでいくか。
株価を維持し景気が良いと見せかける官製
相場といわれて久しい。東証1部上場の企
業の筆頭株主が「官」というのも異常だ。
さらに、国債の「爆買い」もすさまじい。
アメリカの兵器の爆買いとともに。
26日付しんぶん赤旗より
日銀資産が日本のGDPと並んでしまった。
図を見てわかるように、多くが国債だ。
国債がもし暴落すると日銀破産が現実に?
前回の消費税の8%値上げで、消費は今もっ
て落ちっぱなしとなっている。 こちら ⇒
給料も落ち込んだまま。年金は下がっていく。
景気は良くないというのが庶民の実感ではな
いか。
こんな状況で、来年10月の消費税10%増税
を決めた安倍首相の精神が疑われる。
しかし、財界とアメリカだけしか目に入らな
い安倍首相に、国民の声を聞く耳はない。
というより見えていない。
出口戦略もまったくない状況だ。
来年の6月の参院選こそ、安倍首相を終わり
にしなければ。
追記
安倍政権の経済政策の禁じ手について、私の
ブログのいくつかを紹介
公的マネーのバブル ⇒
異次元緩和5年 ⇒
株に50兆円! ⇒