自民党大会において、安倍首相が自衛隊の
「違憲論争に終止符を」と絶叫していた。
現実をみない、日本の歴史をみない、まっ
たくの「観念的」な思考ではないか。
今は、「自衛隊は違憲」が国民的議論にな
ってはいない!
最大の議論は、自衛隊がアメリカ軍と一緒
に、海外で戦争に参加していいいのか。
戦後72年間、「平和国家日本」を営々と築
き上げてきた日本国民。その姿を壊してい
いのか、が問われているのだ。
明治150年を記念してさまざまな計画が行
われようとしているが、半分の77年は戦争
の歴史でもある。後半は戦争のない「平和
国家日本」でもある。
9条に自衛隊を書き込めば、自衛隊が憲法
上フリーとなり、世界中に無制限で武力行
使ができるようになる。
はっきり言えば、9条に自衛隊を書き込む
目的は「違憲の解消」ではない。
戦前と同じ「軍事国家」への道に歩みだす
こととなる。
違うのがアメリカ軍の下請けとして、だ。
まさに「軍神」が目覚める。
9条も、森友問題も、公文書改ざんも、
その中心に極右団体の「日本会議」がいる。
平和国家日本のブランドを壊してはならな
い。
改ざんによるウソとごまかしの安倍政権を
終わりにすることが喫緊の課題だ。