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プラットフォーム労働は労働者!

2018-03-30 07:19:02 | 日記

プラットフォーム・ビジネスにおける労働
形態は、「請負」ではなく、労働者である
と確認することが広がっている。

昨日、19世紀型労働形態に戻りかねないプ
ラットフォーム・ビジネスについて書かせ
ていただいたが、この分野での先進国はヨ
ーロッパだ。  こちら ⇒

そこで何が起きていたのか。

2017年、イギリスのオックスフォード大学
インターネット研究所の3年間にわたるギグ
労働の調査は、企業に多大な利益をもたらす
一方、働く者には低い賃金、差別、働きすぎ、
不安定さをもたらしたと報告。

その特徴は、
①社会的・労働法的保護システムから排除
 されていること
②労働提供者が不特定多数のため「供給過
 剰」となる。そのため、対価(報酬)が安
 く買いたたかれ易い。
③アジア、アフリカなどの出身国による差
 別がみられる

当然、裁判に発展していった。

イギリスでは、ウーバー社をプラットフォ
ームとするタクシーが広がり、その労働者
性が争われた。

結果、ウーバー社が単なるアプリの提供者
という主張を退け、使用者と認めた。

EU(欧州連合)司法裁判所も、運転手の管
理など厳しい規制を受けているタクシーと
同じ厳格な規制を適用すべき、と判決。
        (月間全労連4月号より)

日本はウーバー社を「白タク」として許可
していないが、安倍政権の「規制緩和」が、
ジワジワと浸潤してきている。

ヨーロッパと比べて労働規制に弱い日本、
さらに安倍政権下という状況で、大変危険
だ。

そもそも「極右」の安倍政権。
財界とアメリカしか目に入らない。徹底し
た「新自由主義」だ。

そのもとでの働く人々の未来は、一昨年の
8月に発表した、
「働き方の未来2035」~一人ひとりが輝
くために~  こちら→

にある。典型的な「プラットフォーム・ビ
ジネス」などを礼賛している。
この指とまれ方式の労働形態を礼賛してい
る。そこには労働者はいない・・・

きみはこの美辞麗句を読み解けるか?