過労死家族の会と6野党の結束が、ついに
一括法案から「裁量労働制」の部分を削除
する決定が行われた。
あれほどデタラメなデータ、意図的とも思
える「ねつ造」データが明らかになった以
上、押し切るわけにはいかなくなった。
しかし、「一括法案」のなかの「高度プロ
フェッショナル制度」や「残業上限規制=
過労死ラインの合法化」などは強行しよう
としている。 断念させるしかない。
労働基準法のさまざまな規制を撤廃しよう
とする財界・大企業の野望を実現させては
ならない。
自民・公明党による今回の「働き方改革」
一括法案こそ、働く国民の実態をみない、
「奴隷労働」に近づけるものだ。
労働法制を、戦前に、さらには19世紀にも
どしてはならない。