安倍政権で貧困は改善した。
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低所得世帯の生活水準が下がった。
だから生活保護を削減する。
昨日、志位委員長の代表質問への安倍首相
の答弁だ。貧困が改善したのなら、生活水
準が上がるのでは?
夫婦と子供4人世帯の生活保護基準は5年前
の削減と合わせれば、なんと年間37万円も
の大幅な削減となる。
また基準を引き下げれば、子どもの就学援
助がもらえなくなる家庭が続出する。
子育て支援と矛盾する政策だ。
まったく現実を見ない、そして言葉の矛盾
もはなはだしい。
アベノミクスの5年間の「自画自賛」があ
まりにもひどい。
そして、批判に対しては都合の良い統計数
字を持ち出して「批判は当たらない」だ。
さらに憲法問題などをはじめとした国民に
丁寧に説明することに関しては、相変わら
ず「答弁を控えさせていただきたい」であ
る。
国民の生活に真摯に向かい合う姿勢はまっ
たく感じない。
5年間、勤労世帯のエンゲル係数は上がり、
可処分所得と預貯金率下がった。
これが生活実態ではないか。
実態とかけ離れた認識だからこそ、TPP
やEPAなど、北海道の農業を破壊する政
策を進めても心を痛めない。
地方の衰退に意をかいさない。
アベノミクスの破たんがはっきりしている。
もう言葉ではごまかしがきかなくなってい
る。