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核兵器抑止力論にしがみつく者たち

2018-01-18 07:09:19 | 日記

核兵器廃絶をめぐっても、日本は51番目の
州に成り下がっている。

核兵器禁止条約の成立で、ノーベル平和賞
を受賞したICANが日本に来ているが、
安倍首相は会おうとすらしない。

唯一の被爆国でありながら、トランプ大統
領100%支持の安倍首相による「核兵器廃
絶」は、なんと情けないことであろうか。
まったく力のない「廃絶」論だ。

そこには自民・公明政権による抜きがたい
「核兵器抑止力論」がある。

核兵器によってこそ「平和」が維持され、
「安全保障」があるという、いたってシン
プルな考えだ。

これは「米ソ対決時代」の核兵器による偽
りの「平和」であり、別名「MAD理論」
という「遺物」でもある。

MAD=相互確証破壊
これほどおぞましい理論はない。
別名「人類絶滅計画」ともいう。

唯一の被爆国だからこそ、被爆の実相はい
やというほど分かるはずだ。
それを自公の政治家は後景に追いやる。

それが「対米従属」という身体に染みつい
た政治家たちの実態だ。

日本共産党の「綱領」は、日本の現状認識
の中心的なものとして、「対米従属」と
「財界いいなり」という二つの支配として
とらえている

これを代表する政府を国民的な「統一戦線」
で包囲し、政治を変えていくことをめざし
ている。

いまの時代は、日本共産党の「綱領」が、
本当に分かりやすくなっている。

自公政府は核兵器禁止条約を核兵器廃絶に
つながらないと批判しているが、毒ガス兵
器も、対人地雷兵器も、先に「禁止条約」
が出来てから、廃絶にむかっている。

核兵器も同じだ。

核兵器禁止条約で、核兵器が毒ガス兵器や
対人地雷兵器と同様に「違法」となった。

硬直した、時代遅れの、古い考えにとらわ
れている安倍首相を辞めさせることこそ、
その第一歩である。