社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

42人 37億人

2018-01-25 07:48:38 | 日記

超富豪の42人の資産は、下位37億人の資産
と同じ。

2017年に生みだされた富の82%が、わずか
1%の超富裕層のポケットに入り、下位50
%の37億人は、1円たりとも収入が増えて
いない。

この報告を出したのが、国際援助団体オッ
クスファム。
      報告はこちら→

カネがカネを生みだす。
貨幣の物神性がますます際立っている世界
だ。

「資産ではなく労働に報酬を」

報告書が訴えている。

世界をバッコする「新自由主義」は、
行き詰まったケインズ経済を乗り越えるた
めに、規制を解除し、自由な経済活動を行
えば社会は発展する。いわゆる「神の見え
ざる手」にまかせようとする19世紀の資本
主義の現代版だ。

しかし、今は19世紀ではない。
巨大なグローバル資本と国家独占資本、そ
こに新自由主義を持ち込めばどうなるか、
火を見るよりも明らかだ。

報告書は、
億万長者の増加は、経済的な繁栄の表れで
はなく、破綻した経済システムの症状です。

今日、格差が課題であるとの認識を示さな
い政治家やビジネスリーダーに遭遇するこ
とは、ある意味困難です。一方で、実際に
格差対策に具体的に取り組む政治家やビジ
ネスリーダーに遭遇することは、それ以上
に困難であるとも言えます。それどころか、
多くの場合、減税や労働者の権利を弱体化
する施策を支持、導入することで、状況の
悪化に加担しています。

この指摘は、日本において、まさに自民・
公明の政治ではないか。
安倍政治そのものだ。