北海道内の最低賃金が24円アップの提案が
でた。これで810円になる。
しかし、週5日8時間労働で、168万円だ。
ワーキングプアそのものだ。
労働者の平均年収を400万円とすると、こ
こに到達するには、810円で割ると、4938
時間も働かなければならない。
休みなしの365日働くとして、１日13時間
も働くことになる。
週５日働くとしたら、１日19時間も働く。
平均年収まで働くには、労働基準法違反と
なってしまう。
こんな非人間的労働はない。
まずは、時給1000円を目指し、1500円が
普通の社会にしなければ。
同時に、中小企業対策が必要だ。
大企業と中小の取引きにおけるダンピング
問題、社会保険対策など、やるべきことは
たくさんある。
経済の取引は、網の目のように絡み合って
いる。一部を引き上げれば、さまざまな影
響を与える。
これが新自由主義のもとで、巨大企業やグ
ローバル企業に富が集中しているから、問
題なのだ。
大企業の「民主的規制」が必ずや課題にな
る。
しかし、自民・公明政権による財界・グロ
ーバル企業のための政治では実現できない。
日欧EPA協定の当事者抜きの大筋合意を平
然とやってのけている。
道東地域にとって、大打撃になりかねない。
この日欧EPAの説明会が、8月2日に釧路の
ANAホテルで、午後1時半から行われる。
参加申し込みの締め切りが、明日28日まで。
申し込み用紙はこちら→