大和川と柏原堰堤魚道について 平成23年7月27日の報告
頂きました大和川河川事務所さんの資料から(事務所担当の方に了解を得てます)
大和川は約180本の川が集まり大阪湾に流れています、その流域面積は1,070km2
で、幹線流路延長は、68Kmにもなり、年間の降水量は、1300mm/年です。
この河川の主なところは、奈良県地方の初瀬川、布留川、寺川、飛鳥川、曽我川、
葛城川、高田川、佐保川、富雄川、竜田川、葛下川、石川、東除川、西除川、です。
この大和川の柏原堰堤では昭和36年ごろから38年ごろはまだ川に入って水遊びをしている子供たちの写真が残っています。
そのくらい水はまだ綺麗であったようですそれが高度成長期に大和川流域の人口が急激に増加しそれから大和川の水質が悪化したようです、そして昭和45年をピークにして劣悪な状態となった。
この大和川の水質は昭和45年に最低の水質を記録した後下がりだして平成22年には過去最高の水質を記録し、環境基準を下回る数値が出ました。
このように水がアユがすめるまでに改良されてきて今は選定魚種として
「魚類」 17種
ウナギ・ヤリタナゴ・ヌマムツ・ウグイ・ムギツク・タモロコ・カマカツ・ズナガニゴイ・
イトモロコ・ドジョウ・シマドジョウ・ギギ・アユ・ドンコ・トウヨシノボリ・カワヨシノボリ
ヌマチチブ
「甲殻類」 4種
ミナミテナガエビ・テナガエビ・ミズレウマエビ・モクズガニ
この美しくなりつつある柏原市役所に設置された水槽に生きているアユや珍しい
カマカツやヨシノボリが飼われます、
この大和川の改修に関わる一番の問題は亀の瀬の地すべり問題でしたそれも見せていただきましたので次回に報告いたします。