佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

ハネ釣り記事の載せなおしー4

2022-06-24 19:58:02 | 釣り

ハネ釣り必釣法つづき

最後にマキエと取り込みを

   6・ マキエ

 エビ撒き釣りを一日中楽しもうと思えば、エビがいくらあってもたりません

ですので、最初にお話ししたような「朝バネつり」を思いだしていただければと思います。だいたい2~3時間を目安に、集中して釣ってください。

*それ以上は集中が持続しにくくなります。

それではその2~3時間の間にどれぐらいのマキエの量を使うのか、どうマキエをするのか、と言ったところをお伝えします。

 1)量

3時間釣るのであれば、だいたい「エビ6杯」を目安にしてもらえればいいと思います。

サシエをもう少し確保したい、という方は8杯ほど用意しておいてもいいでしょう、値段にすると3000~4000円ですね。

 2)マキエの仕方

マキエの方法には「上撒き」と「底撒き」の2種類があります。

 ①上撒き

      上撒きというのは、エビを手に握って仮死状態にさせ、自分のウキの真上に撒くという方法になります。

 この時仮死状態にさせるのには理由があります、その理由とはエビが浮いてしまうからです。マキエに使うエビは「シラサエビ」というエビなのですが、もともと淡水に生息するエビで、沈み込む性質をもっていないからです。ですので、仮死状態にさせてやり、沈ませてやる必要があるのです。

この方法では、エビがあまり沈まないために、1,5ヒロ辺りといった浅い位置を狙う方法が主流ニナリマス。(エビが浮いてしまうため)

 ②底撒き(現在の主流の方法)

  底撒きは「底撒きカゴ」という道具を使った釣り方になります。

そもそも「底撒きカゴ」が生まれたルーツですが、あまりにも釣れない年がありまして、その時に茶こしを二つ合わせたような道具を調達して、まずはそれを使って、底にマキエを効かせました。

それと同時に上からは上撒きでエビを効かせました。

*このやり方をサンドイッチ作戦と呼んでいました、そうすると、しっかりアタッてきたのです。上で撒いてどこに行くのか分からないマキエよりも、底でピンポイントに撒ける、ポイントを固定できる、ということが現在では主流になってきた理由です。

またマキエは「真っ暗な時から、誰も釣りをしていない時から撒く」というのが非常に大事になってきます。

最初にマキエをまいてハネを寄せてしまえばあなたのポイントからは離れていかないのです、ですから、はじめにマキエを撒いた人の勝みたいなものなのです。

    7・ アタリと取り込み

 1)アワセのタイミング

エビ撒き釣りでは「前アタリ」という非常に独特なものがあります。

どういうものかといいますと、ウキが急に震えます(少し沈みます)この震えは、魚がつついたからではなく、魚を見たエビが驚いて、思わずハネた時に出る現象です。

ここで合わせてはイケマセン、ハネが食ったわけではありませんので、当然ですよね。ではどこで合わすのか?ということですが、上記の「前アタリ」の後に、ウキが沈んでいきます。スーっと沈んでいけば大物が多いですし、ズバッと沈む場合もあります、スーと沈んでいった場合には、5秒ほど我慢してください、そこで初めて合わせます。

もし、空振りした際には、全く同じ場所へ仕掛けを流してください、ハネやチヌは、空振りであれば、必ず同じ場所で待っています、とはいえ、感触があれば逃げていきますので、アウトです。

合わせをしっかりするためにも、釣りをしている間は、ウキを疑視して見るという事をしっかり覚えておいてください。

前アタリをも逃さないように!

  2)やり取りのコツ

さあハネがかかりました、大きいハネがかかった場合、糸を出すタイミングに困るとおもいます、ではどこのタイミングで糸をだせばよいのか、それは*糸鳴りがした直後 

*魚に引っ張られて下に向いた穂先を元の位置に戻す時に糸を出せばいいで  しょう。

そうすることで余計な糸を出さず、周りの人に迷惑かけずに釣りを楽しめますので、また、竿は斜めにしてテンションをかけるようにし、最終的には円運動をするようなやり取りを心掛けてください。

さらに、糸を緩めてしまうと、ハネのエラブタでラインをスパッと切られてしまいますので、その点にも注意してください。

  3)タモ入れのコツ

タモ入れのコツは「ハネを追いかけない」ことにあります。

タモは固定しておき、竿でハネを誘導してやる。そのとき頭からタモに入れ込み、タモに入った瞬間に糸を緩めて、タモの中に落とし込んであげるようにする。これがタモ入れのこつです。そして、できれば自分自身でタモ入れまでしてください。

もし他人にタモ入れを頼むのであれば、バラスことを覚悟しておいてください、他人ですから自分の思っているようには動かないものです。

それでバラしてしまったら、お互いに後悔しますから。

      8・今中名人の実践レクチャー

   要点のみを取り上げて載せます

  ①底撒きカゴ用に(エビ撒き用)竿を1本余分に持っていく事

  ②初めての時には明確な目標があるところでつりをする。

  ③諦めてはいけない根気よく同じ場所で釣る。

  ④両軸は魚とのやり取りが面白い1対1の対決

  ⑤1匹釣ったら必ずマキエをする。

  ⑥時々でいいので、ナリ先は必ずチエックする。

  ⑦魚の地合いは30分

  ⑧底撒きカゴをシヤクるのはテンションがかかってから。

  ⑨きつくシヤクらないことで、ピンポイントで撒き餌をうてる。

  ⑩専用ウキを使うと、アタリが分かりやすい。

  ⑪ストリンガーの先を尖らせると、貫通しやすく魚にもやさしい。

  ⑫50㎝超のハネが釣れた時にはハリスをかえる。

  ⑬仕掛けはある程度作っておくことで、地合いを逃がさない。

  ⑭海の釣りは一人のもの、他人の目を意識しない

  ⑮同じ場所へは4回釣りに行きましょう。

   以上これであなたも釣り名人!?                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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