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買い置きの干し草が無くなったので、久しぶりに近所の河川敷で
ウサギ用の草を摘んできました。息子虫探ししながら。
この時期、草むらにはイナゴが目立ちはじめています。

しかし、昔と比べちょっとした水たまりの減った昨今、トンボの数が
少ないことに、秋津島(本州の古名。秋津は赤とんぼのこと)として
危機を感じざるを得ません。

一つの大きな要因として、田んぼの水抜き(中干し)もあるでしょう。
稲の分けつを抑えたり、根に酸素を送るための対応ですが、
何か問題にあたったとき、その解決策が他の次元で新たな問題を
起こさないか否かという、多角的な検討が要るように思う。

植える間隔を開ければ、水面に光が届くために病原菌が減るし
藻が生えて酸素が供給される。藻→ミジンコ→小魚→トンボの
生態系も成り立つ。
風にそよいでのびのび育ち、分けつしてちょうどよい。
併せて、畦を高くして水深を増やすことで台風でも倒伏しづらく、
生きものは棲みやすく、底まで光が届かないため雑草は生えにくい。
結果、イナゴやドジョウ、小えび等おかずも採れる田んぼとなり、
消毒や除草の必要性と手間も減らしていくことができる。


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