ふろしき王子のブログ◎
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今日は、成城学園前にある眼鏡サロンで風呂敷講座です。
今回は、手作り風呂敷も色々と持参し、
講座後に希望者が購入できます。
今朝も、丈夫で水につよく風よけにも適した
紺いろの防災風呂敷を縫っていました。
この生地はナイロンワッシャーですが、一般的ながさがさしたものと
異なり、強靭ながらしなやかでつやもある
大変佳き、一生ものの布なのですが
コストがかかりすぎて数年前に生産中止となり
ふろしきも我が家の在庫限り。

さて
庭を埋めた雪も取り去り、草木が暖かな日差しを浴びています。
お昼のパスタ乗りドリアに、胡椒をかけたかったが
切れていたので、雪の下で生き抜いてきた
庭のルッコラを摘んで食べました。体がすっきり。

春待ち庭にはメジロが訪れ、スズメも餌を探す。
たまに米をまくが、やりすぎぬようにしている。
冬は分解されにくい、野菜くず投げ場にも
下を掘れば小さいミミズがたくさんいる。

それにしても、食事の栄養計算はどうかと思うのは、
全て吸収されると考えているのか。
そうならば、昔から畑に撒いてきた肥やしには
養分が残っておらず、無意味になるし
鶏ふんも牛ふんもそうだ。

実際は人も鶏も、食べたものは3割しか吸収されず、
栄養の7割は糞から排出(胃が4つの牛は3割)。
しかし、少食にしてよく噛めば、人も7割吸収できるという。
鶏も、自分で餌を探す半野生で飼えばそうなるし、
かなり飛べるようになる。

牛なんて山に放牧すれば、草の養分ほとんど吸収し、
糞はただの繊維と化すだろう。
そこが微生物の棲み家になる。

地上に落とされた栄養たっぷりの糞も、
置いておけば小虫や微生物が食べて分解し、
最終的に養分ゼロのかすになり、微生物も消える。
完熟堆肥はこれと同じで、繊維層として生きたとしても
養分は無いので、やる意味がない。

微生物が酵素によって有機物を分解しているリアルタイムの環境に
植物も共生してこそ、酵素でイオン化された養分を、根っこから
おすそ分けいただけるのだ。
だから、やるなら発酵中の生堆肥がよいが
腐敗発酵しているものは毒になるので、
発酵中だけど悪臭がないもの。
腐敗させないためには、ミネラルの種類と細かさが必要。
もとの有機物にミネラルが豊富ならば腐敗しないが
現在流通している食品や農産物は、昔と比べても
ずっとミネラルに乏しいから、腐敗しやすい。

だから、野菜くずをそのまま地上に放置し、
食物連鎖の中でミネラルを復活させていくか
35倍に薄めた(塩分濃度0.1%)海水を撒くなどの工夫が要る と共に
酸性雨が微生物を溶かすので、
貝や卵の殻を細かくして撒く、
周りの雑草を抜かず(日よけ部だけ切る)
枯れ草も取らず、緩衝+小動物の居場所を残す。

(講座後)帰り中。
お蔭さまで、よきメンバーで有意義な実習になったと感じています。

手づくり風呂敷や著者も購入いただきました。
今日から日々したためつつ、暮らしを結びの花で彩ってください。

今後はお弁当包みサイズの小風呂敷も自作していきたい。
可愛い生地や機能的なリネンを選んで縫ったり、
染めや自然顔料+呉汁で手描きするなど。

長文になりました。
元氣のある限り、マイペースながらも
心に嘘をつかずに精進して参ります。

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