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今日は味噌づくりでした。

3kgの大豆は昨日から水に浸され、増倍に膨れています。
それを寸胴の鍋で柔らかくなるまで煮ますが、
我が家の鍋はさほど大きくないので、2回に分けて煮ました。

そこから煮汁を取り出し、鍋のままハンドミキサー(バーミックス)で
大豆をつぶしています。
ここに塩と米こうじをよくもみしだいたものを混ぜ、
煮汁でちょうどよい柔らかさにしたものを
手の平でまるめて、カメに打ちつけ(空氣を抜くため)
ながら、込めていきます。
混ぜる作業からは息子や妻も加わります。
僕よりもずっと肌の乳酸菌が多く、合成(還元)醗酵しやすくなるでしょう。
実際、息子のこねたパンはより美味しく感じられます。



昨年は確か2kgの大豆で仕込みましたが、半年以上たって
食べはじめ、もはや残りが少なくなってきたので
今年は3kgにしました。カメいっぱい+αもできて、よかった。

しかしあとひと月ほどで今の味噌が尽きたら、
どこかで味噌を買って(大豆と塩と麹だけのものがよい)
少し手を加えたものを使います。
本当は、毎回もっとたくさん作って、何年も寝かしている
秘宝が増えていくとよいのですが、
今よりも広い家に引っ越したらそうしよう。

豆を煮ている間に、路地に山と積もっている雪を
日当たりのよい道路沿いに移動したりしてました。
雪解け水は美しいです。

味噌づくりを終えた夕方、息子と自家製のプリンを食べました。
先日、長野のおいしいタマゴを送ってもらったので
このごろは食卓に卵料理や菓子が並んでよろこばしいことです。
プリンは、卵を豆乳と混ぜてから蒸しています。
表面はつるっと黄色く、中は官能的になめらかで大変おいしいものです。

普通のプリンは鶏+牛ですが、鶏+大豆のフュージョンもいけます。

本来、鶏は各家庭で飼っていたものですね。
世話いらずです。
エサは残飯や野菜くず、雑草、小虫にミミズで餌代ゼロ。
小屋がなくても、庭樹があれば外敵や雨風、日射しを避け、
夜は縁の下で寝るでもよい(ムカデ退治にもなる)。
そんな放し飼いの半野生が理想と思う。
小屋にイタチなど侵入されたら全滅なので、逃げられる
スタイルはかえって安全。とはいえ、自動車ブンブンの
現代ではあれこれと工夫も必要かな。
めんどりだけなら朝大きく鳴くこともない
(オスが死んでしばらくはメスが鳴き真似することがある)。

大豆も田んぼの畦道で育てられる。
田んぼの水源は普通川だけど、たとえば各家庭で
台所や風呂の生活排水を引いて、家の周りの堀などで
ぐるりとヨシのビオトープを通して浄化、安定させて
田んぼに落とせば、住宅地や庭でも田んぼができる。
こういうモデルを、必ずかたちにしていきたいです。

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