呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

宵の明星

2008-12-12 | 家族のこと

合唱団の中で「宵の明星」が話題になっていた。
12月は宵の明星(=金星)と木星が対で見られるという。
見てみたいと思いつつも、帰りが遅くなったり、下を向いて歩いてばかり?いて夜空を見上げるのを忘れたりで、なかなか見る機会がなかった。
でも漸く見ることが出来ました!(画像は12/7の夕方です)
おぉ~、明星が輝いているなぁ~。木星も妻のように寄り添っているじゃないか!

明星というと、妻が亡くなった昨年の初夏を思い出す。
妻が逝ってしばらく経って、会社帰りにトボトボ(だったかどうかは忘れたが)家に向って歩いていた。
第2京浜の向かい側から何気なく我が家のマンションを見上げると、その上に大きく輝く星が見えた。
それが明星、金星だ。
前なら10Fの我が家のベランダにはいつも灯が点っていたが、今は真っ暗。
当然妻がいないのだから、息子たちが遅いときは誰もいない。
マンションの西の空に燦然と輝く明星に、妻がいるような気がした。
「いつもここから観ているよ」そんな妻の声が聞こえるようだった。
そんなセンチメンタルな気持ちは今は随分薄らいだが、それでも久しぶりに明星を見上げると感慨深いものがある。
星空は人間をなんとなくセンチにする。
そして今見ている光が何千年も前に発せられたものだなんて考えると、自分が砂粒ぐらいの大きさの存在でしかないことに気づき、宇宙の壮大さや無限にロマンを感じる。

12月1日あたりは、金星と木星、それに三日月までが揃ったらしい。
それを見逃したのはとても残念だが、今度は1月末あたりにまた月と近づくそうだ。
それにしても都会では星はほとんど見ることができない。
ぱっと見て分かるのはオリオン座ぐらいなものか。
もっと沢山星や星座を見たいものだね。
そう簡単には田舎に行くことも出来ないので、今宵はプラネタリウムにでもご一緒しましょうか。

コメント (3)
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大人買い

2008-12-10 | 徒然なるままに

つ、ついに買ってしまった。
悩んで迷って、いろいろ較べて、そしてまた迷って悩んで…。

大体にして僕は昔から買い物が下手。
さんざん迷って「これだ!」って買ったものが、使ってみたらイマイチ良くない。
そんなことがしょっちゅうだ。
買うときは相当吟味するんだけどね。
結局無駄な買物になってしまい、随分妻に怒られたものだ。

そんなわけで携帯オーディオ用のイヤフォンやヘッドフォンも5~6個持っている。
イヤフォンは、どうも僕の耳の穴の形は特殊らしく、どれもうまくフィットしない。
それでヘッドフォンもいくつか試したがイマイチだ。
前にノイズキャンセル機能のついたヘッドフォンを買ったら、5~6千円程度と安かったせいか、さっぱり騒音が消えず…。
クラシックや合唱を電車内で聴くと騒音でよく聴き取れないんだよね…。

で、欲しかったんです!
「QuietComfort3」…BOSEのノイズキャンセリングヘッドフォンなんです!
国産メーカーのほうが同程度の性能でも結構安いので随分迷った。
でもまた後悔したくなかっので思い切って買っちゃいました!
そんなに高いのかって?
そりゃ超高級プロ用は10万円ぐらいのもあるけれど、もちろんそんなには高くない。
でもi-pod本体より高い!
いやぁさすがに音も良いし、合唱曲もすっきり聴こえる。
余計な雑音を遮断してくれるし、それでいて車内アナウンスなどはある程度聞こえる。
スグレモノだね。
1年間「兼業主夫」を頑張った自分への、クリスマスプレゼントだい!
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都内M病院訪問コンサート

2008-12-07 | コンサート・LIVE・演劇などの話
M病院にてミニコンサートを実施。
病院や介護施設などで実施するコンサートを「ボラコン」と言うらしい。(友人情報)
ボランティア・コンサートのことだ。
今回は病院内介護施設で3曲(約10分)歌い、その後病院のロビーで入院中の患者さんや一般の通院患者さん向けに約40分のステージを行った。

介護施設のほうはわずかな時間であったが、皆さん喜んで聴いてくれた。
普通のお年寄りがほとんどだが、中にはどう見ても僕より若そうな方もいらっしゃる。
どういう病気なのかは分からないが、看護士や身内の方の介助がないと移動も出来ないようだ。
しかしそういう方が一生懸命聴いてくださる。これは凄いことだ。

その後1階に降りて、ロビーで歌わせていただいた。
こちらの方は普通の通院患者さんもいらっしゃるし、入院の方々も比較的軽度の方々のよう。
クリスマスキャロルを3曲と、定期演奏会で演奏した曲を数曲、それに1月の音楽祭に向けて練習を始めたばかりの曲もご披露・・・。
団長のMCもなかなか堂に入ったもので、50~60人いらっしゃった患者さんやそのご家族、職員の方がたからも結構受けていた。
そんな味のある団長のMCと我らがそれなりの演奏も相まって、聴衆の評判は上々の様子だ。

団長が以前、「病院や施設の訪問は何が何でも続けてゆく」ようなことを仰っていた。
今回団長の気持ちがよく理解できた。
それなりに元気で身体が言うことを聞く僕たちが、闘病している方々の気を少しでも紛らわしたり元気付けたり出来るのなら、万難を排してでもボラコンを実施するべきだろう。
それを出来る機会を、僕らは与えられているのだから。

ほぼ同期入団のSさんは「赤とんぼ」でウルウル(見逃しませんよ!)。
僕はアンコールの「フィンランディア」で楽譜がほとんど見えなくなってしまった。
曲の良さもさることながら、僕らの演奏を真剣にそれこそ食い入るように見つめ聴いて下さる方が目の前にいる。
う~~ん、合唱団冥利に尽きる瞬間なんだな!
最後は「Bravo!」の掛け声も頂き、涙を流さんばかりで拍手をしていただく患者さんもいらっしゃった。
ぜひとも一つでも多くの機会を作り、皆さんの前で演奏をさせていただきたいものです!

さてボラコンの打ち上げは、都内から多摩川を越えて結局いつものⅠへ。
まあ知らない店では、午後4時から呑ませてくれるところはそうはない。
やっぱり気心の知れたところの方が落ち着く。
満足することができた病院ミニコンサートの心地よい疲れを、いつもの居酒屋で癒す。
これまた贅沢かつ幸せな時間であります。
嬉しいなぁ~、楽しいなぁ~!
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ボイストレーニング~その13

2008-12-05 | コンサート・LIVE・演劇などの話
1ヶ月ぶりのボイトレ。
いつもの発声練習からスタートした。
Ⅰ先生「口も、喉の奥も縦に広げましょう。息を吸うときから喉を広げてください」
息を吸うときに喉の奥(軟口蓋)を縦に広げ、そのまま発声するということらしい。
Ⅰ先生「高音域になればなるほど、喉を縦に開けて口も縦に!」

Ⅰ先生「両手を腰より上の肋骨の始まる辺りに当てて、グッとわき腹を締めて発声しましょう」
「高音のときは更に手で締めて、ひじを少し前に持ってくるように。そうすると背中が広がりますね!」
理屈は分かるし、確かに先生の言うとおりにすると良い声が出るようだ。
でもしばらく経つと忘れてしまうんだな・・・。

「今日から『帰れソレントへ』をやりましょう!取り敢えず発音は適当でいいから歌ってみて」
「う~ん、歌詞をつけて歌うと、口を縦に開けることと喉の奥を開けることを忘れちゃうんですねぇ」
「じゃぁ、両頬を指で押しながら歌ってみましょう・・・。ウン、その方が全然いい声です!」

実は、今月でボイトレをしばらく休もうかと思っていた。
まぁ理由はいろいろあるんだけど・・・。
でも、「帰れソレントへ」のレッスンが始まってしまい、これまた結構楽しいので、もうちょっとやるかな。
取り敢えず3月まではやるか!

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ゼミOB会

2008-12-03 | 徒然なるままに
大学のゼミのOB会に参加した。
今年はM先生の喜寿のお祝いも兼ねているとのこと。
先生は40年強もゼミを開講しており、Mゼミの卒業生も400名を超えるのだが、住所が判明しているメンバーが約半数。
案内を出して返事が返ってきたのが約100名、当日の出席者は30名弱だった。
我々が現役の頃や卒業したばかりの頃は常に50~60名は集まっていた。
しかし第1期生がすでに60歳後半となり、地方で勤めているOBも多い。
また40歳ぐらいまでのメンバーは、仕事に家庭にいろいろ忙しく、なかなか参加する気にならないのだろう。
それに暫く間が空くと、参加しにくくなり足が遠のくのも事実だ。
斯く言う僕だって、暫く札幌に転勤していたとは言うものの、ここ10年以上出席していなかった。
先生に仲人をしてもらったというのにねぇ。

参加復活したのは、つい3年前からだ。
以前にも書いたことがあるが、会社で「セカンドライフセミナー」を受講した際に、これからは社外にも人脈を沢山作らなければならにと身に沁みて感じた。
会社で身を粉にして働いている場合ではない、と切実に思ったものだ。
30~40代のころは、なかなか過去を振り返ったり未来のことを考えたりする時間ばなく、目の前の現実への対応で精一杯。
しかし50歳にもなると、将来のこととか遥か昔に思いを馳せるようになる。
だから僕は、なるべくいろいろな人に出会いたいと思うし、一生関われる趣味も作りたいと思った。
ある意味合唱団入団やボイトレ通いもそういう思いがあってこそ。
ゼミのOB会も、自分より随分上の先輩や若い後輩たちと接点を持って、いろいろ情報収集したいからだ。
別にこれは打算的な考えからではなく、素直にいろいろな人と出会いたいと思ったから。
利害関係や会社の上下関係、取引関係などを抜きにしたフラットな立場での付き合いが、どんなに心地よく、かつ有益なことか。
これからもそういった付き合いを大切にして生きてゆきたい。
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合唱練習(2008/11/29)

2008-12-02 | コンサート・LIVE・演劇などの話

今回の練習は、年明けの合唱祭用の曲と今週末の病院訪問コンサートの準備。
それに次回定演に向けた男性合唱組曲の音取りを、テナー系とバス系に二手に分かれて行った。
病院訪問コンサートのプログラムは先日の定演演奏曲とクリスマスキャロル。
簡単な誰でも歌える曲と既に何度も練習している曲とは言うものの、ぶっつけ本番みたいになってしまうので、ちょっと不安。
どんな場所(機会)でもきちんとした演奏を披露したいと思うし、うまく歌えないと自己嫌悪に陥る。
そういう意味では、やはり月2回の練習では時間が足りないのかもしれない。

新曲の音取りはテナーとバスに分かれて行なった。これはやはり効果的だ。
テナー系とバス系、それぞれ呼応したリズムやハーモニーが多い。だから音取りを一緒にやっても特に違和感はない。
4つのパート一緒では非効率だし、頭の中もごちゃごちゃになってしまう。難度の高い曲は尚更だ。
出来るだけパート練習を行いたい。特に新曲の初期の練習時はパート練習が重要だ。
まずはパート内でしっかり音を取り、声質や音程を揃えないと・・・。

さて練習後恒例の反省会。
メンバーの相当数が参加している別の合唱団の忘年会があることと、元々欠席者が多かったこともあり、反省会参加者は最初のうち9名。
それもトップテナーがいない。
ということで、恒例の「アイン プローズィット」はお預け・・・。
いつもは大勢でワイワイ呑めや歌えやの反省会も、今日はちょっと寂しい。
しかし、練習には出れなくても、反省会には参加する殊勝なメンバーもいるんです!
後からトップテナーのK君が駆けつけ「お~、これで歌えるぞ!」
この日は店内も満席のため、極力小さな声で「アイン プローズィット」を歌う。
でも隣の若者の集団から拍手!うれしいねぇ。
11月末で220本目、今年中に250本は無理かな。

この後有志でカラオケボックスに行ってしまった。
あれだけ練習で歌ったのに、まだ歌い足りない。
女っ気もなくオヤジだけでカラオケボックスだよ!みんな、心底歌が好きなんだね。
さすが合唱団員!みんなカラオケも上手いし、ハモルことハモルこと!
すっかり堪能いたしました。
しかし、最近反省会が1軒で終わらなくなってきた・・・。
これはあまり良い傾向では、ない。
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フロイデ・コーア・ヨコハマ第4回演奏会「天地創造」

2008-12-01 | コンサート・LIVE・演劇などの話

友人Hのお姉さんが参加している混声合唱団「フロイデ・コーア・ヨコハマ」の演奏会を聴きに行った。
久しぶりのオケつき合唱演奏会だ。

○フロイデ・コーア・ヨコハマ第4回演奏会~ハイドン「天地創造」
○2008年11月28日(金)午後7時開演・横浜みなとみらい大ホール

「天地創造」は、神が6日間で万物を創り7日目を安息日としたことと、アダムとイヴの楽園での様子が語られている。
小規模のオケとチェンバロ、4名のソリストと合唱団が織り成す神への礼賛の物語。
大曲で相当長い演奏時間だが、ハイドンの親しみ易い旋律もあって、全然退屈せずに聴くことが出来る。
第3部のアダムとイヴのソロの掛け合いは、本当のご夫婦の小嶋康子(msp)さんと小島聖史(Br)。
うん、なかなかよかった!

合唱団は全体的には少し迫力不足ではあったが、サウンド的にはきっちりとまとまっており素晴らしい演奏を聴かせてくれた。
男性があと15~20名いれば言うことなし。
しかし「男不足」は、どこの混声合唱団も抱えている共通の悩み。
ウチみたいに男性だけで30名以上も確保しているなんて、贅沢かもしれない。
(男声合唱団なんだから当たり前でしょう!!)

この合唱団は、横浜の都築区民を中心に4年前に結成され、以来オケと共演する「大曲」に挑戦してきたようだ。
「第九」「モツレク」そして今年の「天地創造」、5周年の来年はベートーヴェンの「荘厳ミサ」・・・。
どれも素晴らしい大曲ばかりだ。
最近、小アンサンブルの楽しみにすっかり惚れ込んでいるオヤジですが、やっぱりこういうオケ付きの大曲もやりたいな。
2~3回の練習でステージに上げてくるれ第九の演奏会、ないかな。
第九なら、ゲネプロだけで歌える自信はあります!
コメント (2)
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