呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

NHK全国学校音楽コンクール・高校の部

2013-10-27 | コンサート・LIVE・演劇などの話

録画していたNコン全国大会・高校の部を観た(聴いた)。
最初の帯広三条高校から、さすがに全国大会進出校!で、皆さん上手だ。音程がピッタリ合っていること、ソプラノの高音部がピーンと張るところ、当然ながらちゃんとハモっていることなどは当たり前だ。(当たり前なんですよ!)
では何が違うのか、金、銀、銅賞の差は何か…。合唱初心者の僕が審査員みたいなことを言うのもおこがましいけれど、聴いていて成る程と思うところはあった。
要は、聴き手の心にどこまで響くか、ということ。取りも直さず「曲の解釈」とその解釈に基づいた「表現力」、「訴える力」の差なのだと思う。
そんなの当然でしょう?そうです、でもそれって歌い手一人ひとりの力も大切だけど、やっぱり合唱の指導者が曲をどれだけ解釈しているか、どう伝えようと考えるか、自分の思いをどう合唱団に伝え全体をリード(指導)するか、がとても大きいと思う。もちろん合唱団(生徒)が指揮者の言うとおりに歌える実力をもっていることは必須。
高校生の場合は、指導する先生に大きく左右され、先生が転勤すると「賞もついていく」ようなことをよく言われる。でも
そうなんだろうなぁーと妙に納得するとkろがあった。学生は毎年メンバーが入れ替わるし、合唱はスポーツと違って「4番でエースで主将」みたいなスーパースターがいれば良いというものではないのだから。
そんなことをツラツラ考えながら聴いていたNコン全国大会でありました。


その他の随感…
金賞の幕張総合高校の演奏は聴き手にグイグイ迫る力があった。やっぱり金賞だ。
福島はすごい!東北ブロックで2校も代表を出すなんて!安積黎明のOG合唱団があってコンクールに出てきたら、同声部門はやばし!?
そして埼玉・小松原高校、18年ぶりの男声合唱で全国大会進出?偉い!頼もしい!!

流石にどの学校も上手で完璧な演奏だった。でもゲストの東京混声合唱団の演奏に、オジさんはなぜかホッとした。酸いも甘いも噛み分けた大人の歌声(大袈裟な!)は、10代の歌声とはひと味もふた味も違う、と思います。






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1 コメント

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Unknown (すぬぅぴ)
2013-11-12 23:48:20
ちなみにNコン東北ブロック大会の審査員のお1人は、辻先生だったんです!
高等学校の部では講評も先生がお話されていました~!
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