呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

ハマ音合唱団「第19回サマーコンサート」

2008-07-21 | コンサート・LIVE・演劇などの話

横浜音楽鑑賞協会(通称「ハマ音」)の合唱団のサマーコンサートを聴きに行った。
労音の流れを汲むハマ音は、毎年合唱団を募集し、第九やオペラ音楽のコンサートを行う。
都度団員募集と言っても毎年参加する固定メンバーは存在し、その男性パートのメンバーが「男声合唱もやろうよ」と集まったのが我が合唱団だ。
ということで、ウチの団の約半数がハマ音合唱団を兼務している。
だから男性パートはほとんどが顔見知り。

《ハマ音合唱団 第19回サマーコンサート「愛と夢」》
日時:2008年7月21日(月・祝日) 午後2時開演
場所:神奈川県立音楽堂
指揮:辻 志朗
伴奏:辻 悦子
ソロ:三縄みどり(Sp)、福井敬(T)、寺嶋陸也(P)

今年は「人類の愛と夢」をテーマとした。みんなで探す21世紀の愛と夢だ。
第1部は、日本人の作詞作曲による愛と夢の歌&トゥーランドットから「誰も寝てはならぬ」
第2部はスペシャルゲスト(ソロ)による愛と夢の歌
第3部は世界の愛と夢

第1部の幕開けは「歌声を世界に」
合唱団の皆さんは、思い思いのポロシャツにベージュのチノパン姿。
若々しく華やかなオープニングだ。
みんな楽しそうに嬉しそうに歌っていらっしゃる。
ホントに音楽が合唱が好きなんですね!聴いていてとても微笑ましかった。
この「感じ」は、最後まで変わらずに続く。
歌好きのメンバーが一堂に会し、いろいろな曲を歌えるんだから幸せだ。
それに「お酒」が付くなら、更に楽しみは倍加する。

それにしても第2部プラスαのスペシャルゲストの何たる素晴らしきことよ!
特に福井さん!!もう涙が溢れて仕方がなかった。
1部のプッチーニといい、第2部のカンツォーネ「彼女に告げてよ」「勿忘草」といい、第3部の「カリンカ」のソロといい、もうオヤジはメロメロだ。
「勿忘草」は、今僕が練習している歌だ。
あぁ~、「月とすっぽん」以上の差だ。イヤになるぐらい・・・。
僕が日本で今一番好きなテナーだね。(と言うか他のテナーをそれほど知らない)
よっぽど「Bravo~!」を連発しようと思ったが、勇気がなかった。
もちろんソプラノの三縄さんも、ピアノ伴奏の寺嶋さんも素晴らしかった。
寺嶋さんは作曲科出身なのに、並みのピアニスト以上の演奏?
しかも歌曲の伴奏なのに、凄い存在感だった。Bravo!
2部を聴けただけでも、入場料分以上の価値があった。

さて、合唱。
多少女性パートで音程が不安定なところがあったり、声質が揃わなかったりがあったが、毎年メンバーを募集する合唱団では仕方がないんだろう。
辻先生も面白おかしく?仰っていたが「ウチはオーディションがありません。やるとメンバーが半分に減ってしまいます」
これは本音でしょう・・・。
それと、やはり男性の人数があと10名は欲しい。
フォルテシモは聴こえてくるが、一般的に女性とのバランスが不足している感じがした。
だから来年は、ウチの団全員がハマ音合唱団に参加するという話が出ている。
そりゃそうだね・・・。

スミマセン、生意気言って。「それなら参加してから言え!」ですよね。
あぁ、次回の練習では皆さんの視線が厳しい・・・かな?
でも聴いていてとても楽しかったです!
辻先生の人柄もあって(?)和気藹々としたとてもよいコンサートでした!


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