今回の酒蔵見学ツアーの途中に寄った「岩下こけし資料館」で、鳴子こけしを買った。
僕にとっては子供の頃から見慣れたこけしで、実家にも沢山あるので、あまり興味もなかった。
でもいろいろ眺めていると、なんとなく欲しくなってきた。
まぁこの地を訪れた記念にもなるし、実家に沢山あっても、我が自宅には一本もないわけだから、買ってもいいか・・・。
鳴子こけしの特徴は、胴体がくびれていて首を回すとキュッ、キュッと鳴ること。
いろいろなデザインや色があるが、伝統的な鳴子こけしはみんなそういう特徴がある。
普通は水木(ミズキ)という白い木材を使うんだけど、この桜材の色合いが気に入って購入した。
表情は、なんとなく哀愁を帯びている感じがする。
この素朴さがなんとも良いね。
そう言えば、ウチには木彫り人形ってほんの少ししかない。
新婚旅行でハワイから買ってきた「カメハメハ大王夫妻?」、阿寒湖の「熊」、知床の「ニポポ」
でもそれぞれに思いで深い。
行った先々の民芸品を買ってくるなんて、完全にオヤジ化した証拠だろうか。