♫昨日の大雪の荒れ模様とは打って変わって、仙台は青空が広がり朝から暖かかった。でも駐車場の車はこの通りで、雪下ろしに結構時間がかかった。屋根の雪はなるべく下ろさないと、走っていて後ろの車に迷惑をかけるからね。
泉中央駅で合唱団のメンバー3人を乗せ、一関に向かう。1時間ちょっとで一関文化センターに到着した。
♫今日はこちらです。我が合唱団の指導者千葉弘樹先生が所属する東京混声合唱団の一関公演。
今回は千葉先生に配慮いただき、ゲネプロ(本番前の通し稽古)から見学することができた。
今回は千葉先生に配慮いただき、ゲネプロ(本番前の通し稽古)から見学することができた。
これは普通はなかなか経験できない貴重な体験だ。元々ほとんど出来上がっている曲ばかりなので軽く流す感じではあったが、それでも本番のステージとは違った和やかな、まさに「普段着での練習」を見ることが出来てとても良かった。
さて本番。今回は東混の参与で元仙台フィルコントラバス奏者の村上満志氏が指揮棒を振る。氏の地なのか演出なのか分からない相変わらずの飄々として朴訥なMCで会場を笑わせながらプログラムが進む。
さて本番。今回は東混の参与で元仙台フィルコントラバス奏者の村上満志氏が指揮棒を振る。氏の地なのか演出なのか分からない相変わらずの飄々として朴訥なMCで会場を笑わせながらプログラムが進む。
日本の叙情歌、世界の合唱曲、卒業ソング、合唱歌謡曲(東混が名付けて?最近よくプログラムに取り上げている)、聴き馴染みのあるポピュラーな曲ばかりだ。
・白秋・耕筰コンビの叙情歌はウチの団でも歌いたいなぁ。20数人でのカルミナ・ブラーナ、ど迫力だ。
・卒業ソング、「群青」や「旅立ちの日に」などは、将来へのメッセージとして歌いたい。
・東混団員のソロが魅力的な合唱歌謡曲も楽しいね。聴き慣れた歌謡曲が重厚な合唱曲に生まれ変わる編曲も素晴らしい。
東京混声合唱団は日本で唯一のプロ合唱団と言われている。他にも声楽家が集まってダブルカルテットのアンサンブルを行うグループなどもあるが、ちゃんと「合唱」を行うのは東混だけと言っても良いと思う。
何が違うの?声楽家がビブラート朗々でアンサンブルするのではなく、ビブラートは抑えてパート内の声質を合わせ4パートのハーモニーを重視して合唱する、ということなのかな。
今日もソプラノやテナーの高音パートの声質の統一感は半端なく美しかった。一人一人はもちろん声楽を学んだ歌手なのに、合唱としてのアンサンブルを一番に考えて一人一人の発声は抑えながらアンサンブルを作っていくのが素晴らしい。まさに唯一無二のプロの合唱団なのだと思う。
♫帰りも団員を泉中央駅で下ろし、隠れ棲家に戻ってきたのが7時ごろだった。
多分大雪に埋もれている蔵王に帰るのが怖くて、というか暗い中で雪かきしないと車も入れられないのは嫌だったので仙台ステイにしようかと思ったが、明日はまた蔵王で用があるので、やっぱり帰ることにした。
家の前の道路も昼間の暖かさですっかり雪が消えている。駐車スペースも4WDSUVなのでどうということはなかったが、玄関前に屋根の雪が落ちて山を作り、家に入るのに苦労した。雪山はザクザクなので踏み込むと膝まで埋まってしまう。
なんとか家に入ったが、家の中もそれほど冷え切っていなかった。昨日の大雪も所詮春の雪ということか。
夕飯は、いつものようにセブンの惣菜。この肉じゃが、美味しいなぁ。セブンホールディング、恐るべし。