昨日実施された総選挙は事前の大方の予測通り、与党の勢力には変化なく、野党の出入りに終ってしまった。
吾輩は70過ぎたら世間的には隠居の身、若い人に任すという考えだから、棄権した。
さて、その若い人にぜひ読んでほしい本が出版されていたので、ご紹介します。
和田重正著 「葦かびの萌えいずるごとく」(地湧社:¥1500+税)
和田さんは前の記事「理想と現実」のところで紹介した先生です。
葦かびとは、耳慣れない言葉ですが、この本には次のように説明されています。
「あしかび」とは葦牙と書き、「葦」の頴(かび、穂先のこと)、あの勢い良く伸び上がろうとする葦の新芽のことで、古事記のはじめのところに「国稚く、浮脂の如くして、クラゲなす、ただよへる時に、葦牙の如、萌あがるものに因りて成りませる神の御名は、ウマシ・アシカビ・ヒコジの神・・・」というのがあります。本書の題名はそこからとったもので「あしかび」を生成化育の力の象徴とみているわけです。
「葦かび」という機関誌が塾で発行されていましたが、その中から選出し本にされたものです。
「葦かびの萌えいずるごとく」
http://www.jiyusha.co.jp/books/229-5.html
「生きることを考える本」(精選あしかび)
注:「葦かびの萌えいずるごとく」とダブっているものがあります。
http://www.jiyusha.co.jp/mokrok/books/010-9.html
「もう一つの人間観」
「葦かびの萌えいずるごとく」に共感されたなら、お読みなることをお勧めします。
http://www.jiyusha.co.jp/mokrok/books/019-2.html
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