10月14日(金) 晴
秋の風を感じるようになり、ゴルフへの誘いも多くなりました。と言うことで合歓の郷でのゴルフから昨夜名古屋に戻ったばかりですが、連荘でこの日も元の会社のOBの仲間とのゴルフです。少し疲れていましたが好きなゴルフですから早起きもなんのその。
いつもの桑名国際ゴルフ倶楽部は快晴。スタート1時間前にゴルフ場到着。みんな早起きなのか既にメンバーは揃ってました。
この日は体調不良でしばらく休んでいたKu先輩と1年先輩のKiさんとラウンド。昨日やっていたので準備運動も素振りもせずにいきなりティーショットを打ちましたがやっぱり体がほぐれておらずミスの連発でロングホールは9のスタート。2ホール目からはまぁいつもの状態に戻りなんとか一安心。その後はボギー5つ、ダブルボギー2つ、トリプルボギー1つで52でした。今年初めての高麗グリーンはカップ周りで微妙に切れるので慣れるまでちょっと苦戦。パーパットが全然入らずボギーが多くなってしまいました。
昼食後の後半も中々パットが決まらず少々ボギーが多くなってしまいましたが、ショットが安定していたのでハーフ50を切りまずまずでした。ボギー7つ、ダブルボギー1つ、ミドルホールで8にしてしまいましたが49でラウンド。
トータル101でした。100は中々切れませんがいつも100前後ではまわれるようになっているのでまぁまぁかな。以前のようにスコアを気にすることもなく気楽にラウンドしているのが良いのかもしれません。年齢を重ねて行くことにより失敗と言う経験を通じてゴルフの感覚が生まれて来ていると言うことかな。
そう言えばドイツの哲学者「ヘーゲル」は人間の精神には2つの根本的特性があると言っています。
一つは「人間は経験を通じて価値観や世界観を改めて行くことができる存在である」。まぁ経験によって様々な価値観や世界観が生まれると言う事です
もう一つは「人間は自分と言うものを持っており、それを価値あるものとして他人にも、自分にも認めさせようとする存在」。まぁそれぞれの人にはプライドがあると言ったことなのでしょう。
ちょっと蛇足でした。
10月13日(木) 曇時々晴
だいぶ肌寒くなりました。昨日から三重の志摩市にお出かけ。同じ下宿屋で学生時代を過ごした古き友人と再会。三重勤務時代によく遊びに来た民宿「檜扇荘」に一泊。昨日は4人合流したのち志摩が一望できる横山展望台に。実は昔ここからの眺めがすごく気に入っていたので下宿仲間にも見せたくて20年ぶりに訪れました。
志摩半島はリアス式海岸ですが陸と海が入り組んで上から見るとすごく綺麗です。今回は少し霞んで夕方だったので感じだけですが・・・。宿では釣り具を借りてアジを釣って夕食の特別料理にしてもらいました。
そして今日は合歓の郷内にある「合歓ゴルフクラブ」に。景色も良く芝も良く手入れがされていて気持ち良くラウンドできました。
スコアも順調で、またもや100切りかと思っていましたが疲れが出たと言うかあがり3ホールでバンカーで3度も打ったり、4パットをしたりで結局103にしてしまいました。ずいぶん昔に1度やったことのあるゴルフ場ですが、その時は左手首を骨折して途中棄権でしたのでやっと18ホールラウンドすることができました。
パーがロングホールとミドルホールで1つずつの2つ、ボギーが8つ、ダブルボギーが3つ、トリプルボギーが3つ、あとは最後にきてのダブルスコア(+4)でトータル103。まぁ最近は安定して100前後が多くなりました。
帰りは友人達を伊勢中川まで送り、4時間かけて名古屋に戻って来ました。かなり疲れました。それなのに明日も元の会社のOB仲間との定例ゴルフです。疲れが取れてくれると良いのですが・・・。
10月11日(火) 曇
今日は何も予定がない日です。こう言う日は郵便物の整理やら本を読むことぐらいしかありません。最近読み終わった本は松本清張の「山中鹿之助」と池井戸潤の「七つの会議」。ここのところ電車で旅することが続いたのですぐに読み終わってしまったので今日はまた本を探しに行きます。
山中鹿之助はたぶん多くの人がご存知の戦国時代の猛将です。出雲の尼子氏に仕え、その居城月山富田城を死守したが毛利元就の大軍に敗れますが、その後も尼子氏を再興しようと立ち上がり月山富田城を奪取しようと奮戦しますがあえなく敗れてしまいます。最後の最後まで尼子氏のために奔走する忠君として戦前の教育に取り上げられていた人物です。まぁ現代においてどう評価されるかはいろいろあるでしょうが戦国武将としては惜しまれた人物だったと思います。
七つの会議は企業の裏側を次々とあぶり出して行く結構シリアスな小説でした。すぐに思い当たるのはM自動車の話かもしれません。元サラリーマンの自分としては厳しい売上ノルマもなく経営危機もあまり意識することなく過ぎた人生をありがたく思いますが、自分がもしその状況に置かれたらどうしただろうと考えると結構悩み深い場面が多々ありました。誰もが正義の心を持っていても人間の弱さなるが故の罪、正義のためには自分が大切と思っていることをも捨てる勇気の重要性など考えさせられました。まぁ何事も意図を持って隠蔽しようとしたことは必ず白日の元にさらされると言う事です。何が起ころうとも常に自然体で正しいと思うことを貫く覚悟がきっと未来を拓く光になると言うことなのでしょう。
10月10日(祝・月) 晴
昨日午後から、大学時代のヨット部の同期8人が集まって西浦温泉で同窓会でした。ヨット部の同期は11人ですが、一人は病気療養中、もう一人は遠方(宮崎)すぎてNG,もう一人はドイツに行っていてNGでした。まぁみんな良く来てくれました。島根、和歌山、福井、大阪、堺、神奈川に我々愛知の二人です。もう我がLeiaには乗れないかもしれないからラストクルーズをしようと言うことでレイアメンバーのY田氏と企画しました。宿も昔の合宿スタイルで大広間に8人枕を並べて飲んで食べて・・・。
今日は朝食後、みんなでマリーナに行きLeiaと共に。年をとるとみんなそれぞれ自分のペースで動き回るので中々揃いません。
何人か欠けてしまいましたが、出航間際には一応全員揃いました。ただカメラは自分のではないのでこのブログには間に合いません。
風はやや強くてセーリングには最適でした。全員が交代で舵を握り、昔の感触を思い出しているようでした。
まぁみんな50年近く前には舵を握っていたメンバーですから私もY田氏もただ乗っているだけでしたが・・・クロス、アビーム、ランと順調にセーリング。約2時間のセーリングを終えて無事帰港。
お互い次にみんな揃って会えるかどうかわかりませんが、昔話に花を咲かせてあっという間の解散でした。まぁこのメンバーは合宿所で寝起きを共にし、誰かの下宿に集まっては唾を飛ばしながらヨット理論を戦わせたり、社会、政治、恋愛等々まぁくだらない話をよくしてました。マージャンも良くやりました。一番負けた人が夜食を深夜営業している駅(駅弁)や食堂にバイクで買いに行くなど4年間いつもいっしょにいたような気がします。まぁみんな学部や学科が違うのであまり学業の話はしたことなかったけど機械、精密、電気、電子、化学、農林、人文と範囲が広く幅広い知識を得ていたことだけは確かだった気がします。
この年になっても執念深くヨットにしがみついているのは自分だけになってしまいましたが、あの頃一番ヨットに執着していなかった自分がいまでもやっていることも不思議なことです。
さて明後日からは学生時代に同じ下宿屋で共同で自炊したり、誰かの部屋に集まってギターを弾いたり、つまらない議論ばかりしていた仲間と合歓の郷でゴルフをしてきます。そして来月は高校時代の仲間と伊豆でゴルフ&宴会をしてやっと今年の同窓会シリーズが終わります。あっちに行ったり、こっちに行ったり結構大変なのですが動ける内が花と思ってやるしかありません。
10月8日(土) 曇
今日は中村区の生涯学習センタの体育室にて太極拳同好会の発表会でした。もっとも私は今回音楽係と言ったところでしょうか。まぁ別に演武をしたいと言う訳ではありませんが残念でした。あまり観客もいなかったし、演武を見て入会したいと言う人が増えても困るような気がします。自分も2年ほどやってきて、ほぼ真似事はできるようになったけど、ほんとうはまだ細部についてできるようになりたいところですが新人ばかり増えて中々深く知ることができなくなったと感じるようになりました。まぁ健康のために適当にやっていくためなら良いのかもしれませんが・・・。
ところで明日からは大学時代のヨット部の同期が集まっての同窓会に参加します。5年前にも一度やっているので5年ぶりです。あの頃はそれぞれまだ仕事を持ちながらでしたが、みんな年金生活になってどう過ごしているのか楽しみでもあります。
さて昨日物事の二面性の話をしましたので少し自分なりに考えていることをお話しましょう。とかく言う自分は結構一途なところもあるので自分でも矛盾していること承知の上ですが。まぁ二面性と言うか多面性と言った方が良いかもしれませんが。
最近世の中では格差是正と言う言葉があちこちで聞かれます。でも格差がまったくない社会と言うのは人類の歴史上存在したことがありません。格差はあってもそれぞれがそれぞれの立場で不満を我慢できる範囲で自己を満足させることができる社会であれば何の問題もありません。不満も混沌もない社会などと言うのは蒸留水みたいなもので魚も住むことができないようなものだと思います。まぁ世の中にはいろいろなものがあって、信仰も感情も理性も堕落もあらゆるものが混沌としています。ですからみんな同じ考えなどと言うのはありえない話なのです。こんな中で不満だけを言い張るのではなく、自分にとって大切なことは何んなのかを見つけることが人間を育てて行くのかもしれません。
と言いながらまだ道半ばの自分がいます。まぁお経のようなもので羨ましがったり、怒ったりすることのないよう唱えているだけかもしれません。
10月7日(金) 晴
昨晩果樹栽培講座の最終課題を提出してしまったので、今日は久しぶりに何も無い一日になりそうです。年をとると一日一件予定があると「忙しい、忙しい!」と言うものだそうですが、自分もそうかなと最近思うようになりました。手帳は時間単位では必要なくなったけど、一日単位ではほとんど埋まっています。そして何も無いと何か不安感を感じます。人は「のんびりすればいい」と言うけど培われてしまった習性で中々馴染めずにいる自分に少々手を焼いていると言ったところでしょうか。
そんなことでこのブログも出来事メモのようにいつの間にかなってしまいました。まぁ自分の拠り所が喪失している状態なのでしょう。
暇にまかせて今の世の中に一言。
老子の言葉に「天網恢々疎にして漏らさず」とあります。意味は誰でも知っているように「天は人の行状を見ていないようで、ちゃんと見ていて、悪いことをすれば必ず罰せられる」と言った意味でしょうか。そしてこのことを私を含め誰もが信じている、いや信じようとしています。しかしこのことに我々は誰もが天網は十分ではないと薄々感じつつ、しかし信じようとしているのが本音ではないでしょうか?つまり「天道は是」とするのは建前です。もし誰もが本音だけで行動するようになったら人間関係はギクシャクだらけ、世の中は混乱だらけになってしまいます。建前がなければこの世の中はほんとうに暮らしにくいものになってしまうでしょう。要するに建前は人間社会の潤滑油になっているような気がします。誰もが内心思っていることをズバッと言ってくれるトランプ氏のような人は頼もしく感じるでしょうけど、潤滑油を無くしたエンジンは無駄を省いたようでもすぐにエンジントラブルを引き起こしてしまうようなものです。物事には常に二面性があります。建前と本音をバランス良く保てるかどうかが人間社会を存続させることになるような気がします。
物事の二面性については長くなるのでまた別途解釈しましょう。
10月6日(木) 快晴
こんな青空、いつ以来だったでしょうか?久しぶりの快晴で気持ち良い風が吹く一日でした。
今日は永く勤めていた会社のOBが参集する年に1度の旧友会でした。昨年の会には母の入院等で急遽欠席でしたので久しぶりに会う元の仲間もたくさんいてあっと言う間の3時間でした。約130人が集まりみんなとゆっくり話をする間もありませんでしたが、久しぶりに見る顔に落ち着くと言うか誰にあってもニコニコしてしまいます。会議で言い争った人も怒鳴ってしまった人も仕事を離れてしまえば同じ釜の飯を食った仲間と言うことかもしれません。
もう昔のように熱く議論することもなければ、お互い避けることもありません。まぁそれぞれが自分達の役割を果たし終え、それぞれの道を歩んでいると言うことかもしれない。後輩達も今年度は好決算になりそうだと張り切っているようですし、OBとしても頼もしい限りです。
OB会ではゴルフ同好会に所属していますが、他にも誘われているので一度顔を出してみようかと言う気分になりました。
まぁこの年齢になってくると中学、高校、大学、会社とそれぞれの所で知り合った仲間との交流が急に多くなりました。週末には大学のヨット部の同窓会、来月は高校の同窓会と続きます。あまり同じ時期に重なり過ぎて中学のプチ同窓会は欠席することにしました。まぁ遠く離れていても声をかけてきてくれる仲間はありがたいことです。何も摂り得もないし、欠点だらけだけど昔のそれぞれの仲間に入れてもらえることのありがたさを感じています。まぁ自分としては過去の仲間を大切にして行くとともに、新しい目標を目指す同士も欲しいところですがこちらは自由過ぎて中々難しそうです。
10月4日(火) 曇時々晴
久しぶりに暑い日でした。今日は早朝に名古屋を発ち、日帰りで御殿場の田舎に行ってきました。
富士山もまだ麓からは冠雪が見えず夏の富士でした。
田舎の畑では悪天候が続いていたせいか秋茄子も秋胡瓜もあまり成長していませんでした。今年はもうこのままうまくできそうもありません。まぁ近所の畑でも同じようでしたから天候のせいなのでしょう。
ところで大根の苗の食害が収まったと思ったら今度は人参の苗が半分近くいもむしの食害にあっていました。見つけたいもむしは補殺しましたが早く成長してくれないと全滅してしまうかもしれません。まぁ消毒すればいいのかもしれませんが、多分今年は雨が多いので多分消毒したとしても雨で流されて効果はないのかもしれません。自然に任せた栽培しかできないので天にまかせるしかありません。
帰りに母の介護施設に寄って帰って来ました。まぁ元気そうなのは良かったのですが、最近いつも行く度に「まぁ~よく来たじゃ。何年振りかな?」などと言われるのには困ったものです。月に3,4回は行っているのだけど認知の母には記憶がないからしかたありません。でも自分の息子の顔はまだ忘れていないようなので良しとしなくては・・・。
今回は台風が来ると言うことで日帰りしましたが、どうやら少し日本海側を通るようなので田舎の方にはあまり影響がなさそうです。どうも今年の台風の通るコースはいままでとはずいぶん違ったコースをとることが多い感じがします。この調子だと秋が深くなった頃になって日本列島の太平洋側にくるのかもしれません。まぁ長い地球の歴史から考えればいろいろあるだけのことかもしれませんが。
10月2日 曇時々晴
台風が接近すると言うことで昨日ヨットを陸揚げしました。そこで今日はマリーナに行きヨットに付いたフジツボを除去することにしました。
マリーナではほとんどの船が陸揚げされていました。
もう船に乗れるのも今年はあとわずかですが、スクリューまわりのプロペラとシャフトはエンジンに負担をかけないよう丁寧にフジツボをすべて除去しました。
舵(ラダー)まわりも駆動の妨げにならない程度に除去しました。
こんな時にでないと中々船底のフジツボを除去できません。シーズン中は海上に係留しているので船のフジツボを除去するのは海に潜ってするしかないのですがこの作業はかなり大変なんです。かと言ってそれだけのために船を陸揚げすると有料なので貧乏セイラーとしてはやりたくありません。ただ台風などの自然災害防止のためマリーナの判断で陸揚げ出来る場合は無料なので船の整備をするチャンスなのです。ただそんな時はいつも悪天候なので中々できません。今回はちょっと早めに陸揚げしたのでグッドタイミングでした。
まぁ春にしっかり船底塗装しているのでやらなくても1年は大丈夫なのですがフジツボが抵抗になってエンジンの負担が大きくスピードがでません。これでエンジンは快調になることでしょう。
まぁそれだけのために1時間もかけてマリーナまで足を運び、一人黙々と作業をするのは人にはわからないでしょうね。
退職したこの年齢になって、青春をやり直しているのかもしれません。