”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2016年10月07日 12時12分00秒 | Weblog

10月7日(金) 晴

昨晩果樹栽培講座の最終課題を提出してしまったので、今日は久しぶりに何も無い一日になりそうです。年をとると一日一件予定があると「忙しい、忙しい!」と言うものだそうですが、自分もそうかなと最近思うようになりました。手帳は時間単位では必要なくなったけど、一日単位ではほとんど埋まっています。そして何も無いと何か不安感を感じます。人は「のんびりすればいい」と言うけど培われてしまった習性で中々馴染めずにいる自分に少々手を焼いていると言ったところでしょうか。
そんなことでこのブログも出来事メモのようにいつの間にかなってしまいました。まぁ自分の拠り所が喪失している状態なのでしょう。

暇にまかせて今の世の中に一言。

老子の言葉に「天網恢々疎にして漏らさず」とあります。意味は誰でも知っているように「天は人の行状を見ていないようで、ちゃんと見ていて、悪いことをすれば必ず罰せられる」と言った意味でしょうか。そしてこのことを私を含め誰もが信じている、いや信じようとしています。しかしこのことに我々は誰もが天網は十分ではないと薄々感じつつ、しかし信じようとしているのが本音ではないでしょうか?つまり「天道は是」とするのは建前です。もし誰もが本音だけで行動するようになったら人間関係はギクシャクだらけ、世の中は混乱だらけになってしまいます。建前がなければこの世の中はほんとうに暮らしにくいものになってしまうでしょう。要するに建前は人間社会の潤滑油になっているような気がします。誰もが内心思っていることをズバッと言ってくれるトランプ氏のような人は頼もしく感じるでしょうけど、潤滑油を無くしたエンジンは無駄を省いたようでもすぐにエンジントラブルを引き起こしてしまうようなものです。物事には常に二面性があります。建前と本音をバランス良く保てるかどうかが人間社会を存続させることになるような気がします。

物事の二面性については長くなるのでまた別途解釈しましょう。

コメント
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