”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2013年01月31日 20時53分04秒 | Weblog

1月31日(木)晴

今日で1月もおしまいです。少し暖かくなってきたようです。厳寒の格好で歩いていると汗が滲んできました。まぁ暖かくなったり寒くなったりして、やがて春が来る訳ですから一喜一憂する程の事でもありません。

ところでオリンピック女子柔道の監督の体罰指導の問題は監督の辞任と言うことで一応収束に向かうようです。でも騒ぎが大きくなって辞任と言う話は情けないですね。選手から批判が出た以上、その時点で退くのが男としてのあり方だと思うのですが・・・。未練でもあったのでしょうか?
体罰の問題、いじめの問題、セクハラ・パワハラの問題を見るにつけて時代が変わって来たことを実感せざるを得ません。この種の問題に対して昔はなんでもないことだったのにとぼやく人が多いと思うのですが、実はそんな単純なことではなく、我々を取り巻く社会環境が昔とまったく変わっていることに注目しておくと、当然に起こりうることなのです。世の中は個人の能力評価を重視し、年功序列や終身雇用の時代は既に終焉し、我慢をしていれば何とかなる時代ではありません。スポーツの世界においても昔金メダルを取った人が教えることが通用する時代でもありません。可能性のある選手の個々の特性を十分に把握し、それぞれの特性に合わせた指導と一番力を発揮できる練習環境を作って行くことが要求されているのではないでしょうか?「名選手必ずしも名監督ならず」とは良く言われることですが、今後ますます、そのような感じになってくるんじゃないでしょうか?プロ野球の栗山監督は実績もなければ名選手でもありませんでしたが、日本ハムをみごとリーグ優勝に導きました。それぞれの選手に合わせた起用法と理念だけでも、選手が監督の思いやもろもろを理解していたことに尽きるのかもしれません。そんな意味で選手から提訴された時点で指導できる状態ではなかったことにもっと早く気づき決断すべきことだったように思います。

まぁ現代は昔より難しいリーダーシップが要求されることだけは確かなようです。

コメント
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