”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2012年12月11日 21時06分05秒 | Weblog

12月11日(火)晴

昨日とは打って変わって最高の天気でした。雪でゴルフ場クローズのため、休暇を取り止め出勤。天気が良かっただけに残念でした。そんなわけで久しぶりに何も予定の無い一日でした。まぁその分普段できないことができたので、これはこれで良かったのでしょう。

ところで今日の「クローズアップ現代」で震災海洋漂流物の話が取り上げられておりました。あの震災から2年近く経つ今、アメリカやカナダに震災で流された漂流物が漂着して、ゴミの深刻な問題になっていると共にプラスチックによる生態系への影響が懸念されているようです。自分も海に出る機会が多いので、海洋漂流物についてはかねがね困った問題だと思っていました。台風のあとの海には川から流れ出た漂流物が帯となって行く手を塞いでいることがしばしばあります。中には丸太のようなものがあって船にぶつけないようかなり神経を使います。普通の漂流物でも気になりますから、震災の漂流物はものすごくやっかいなゴミに違いありません。特に問題となっているのはプラスチック製品のようです。プラスチックは耐久性があって分解されにくい代物ですからゴミとなると処理が大変なことは容易に想像できます。しかも海洋生物が間違えて食べてしまうことにより、生態系にまで大きな影響を与えているようです。昔、ウミガメの保護活動に参加したことがありますが、ウミガメの死亡のほとんどがクラゲと間違えてビニールを飲み込んでしまうことにより消化できないビニールが内蔵に詰まってしまうことだと聞きました。人間はプラスチックやビニールと言った便利なものをいっぱい作り出しましたが、あとのことは考えない勝手な動物です。科学の発展は我々にすばらしい繁栄をもたらしたけど、一方で後世に大きな課題を残しています。これからの科学というのはモノを成形する一方で元に戻すことのできる可逆性技術とセットで考えなくてはいけないような気がします。原子力についても同じことだと思います。放射性廃棄物を処分できる技術を見つけることをセットで考えてほしいものです。一つの解としてロケットで宇宙に運び出すことも考えられますがどうなのでしょうか?少なくとも宇宙は放射線だらけの空間ですから問題はなさそうですが、宇宙のゆがみから地球に戻って大変なことになったり、他の惑星に大変なことを引き起こすかもしれません。こんなことを考えているとやっぱり作った場所で元に戻す可逆性技術って人類が存続する上でものすごく重要なことのような気がします。
それではまた。

 

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