ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.7.14 採血レントゲン後腫瘍内科診察、エンハーツ18クール目 さらに6割に減量14回目 中止!

2021-07-14 21:48:37 | 治療日記
 昨日は若干の残業になってしまったので、ヨガスタジオに行く暇もなかった。明日治療すれば、また10日はご無沙汰になるなぁと、ちょっと残念だった。ほぼ夫と同時の帰宅になり、夫に洗濯物を畳んでもらう間に急いでありあわせの夕食を作った。
 病院近くのホテルへの移動は大分遅い時間だったのに、電車は結構混んでいた。久しぶりに予約したホテルにチェックインし、お茶を飲んでからゆっくり入浴して早めにベッドに入った。夜中に1度目覚めたけれど、そのまま寝直してアラームが鳴るまでぐっすり。

 朝、浴槽足湯を済ませてから階下のレストランに。都内は緊急事態宣言中だが、隣県のこちらは蔓延防止云々。やはり館内は空いている。皆、黙々と一人で朝食を済ませてチェックアウトしていく感じだ。

 部屋に戻って母にDuo通話でご機嫌伺い。今晩は治療後で体調が悪くなること必至なので、夜は連絡出来ないと思うと告げる。今日はデイサービスのお楽しみ会だと言っていた。楽しそうで何よりだ。朝の連続テレビ小説を視、チェックアウトして病院に向かった。
 今日は採血、レントゲン撮影後に腫瘍内科の診察である。
 今朝は曇天。このところゲリラ豪雨が続いているから油断ならない。気温は30度には達しない予報だ。

 病院に到着し、若干並んで受付でIDカードを通す。受付表には60歳0か月とプリントされているが、まだ全然慣れない(図々しいか。)。採血受付へ移動して、ピンク色の受付番号表を取る。電子掲示板を見ると、20数人待ちで待ち時間は14分と出ている。荷物整理をしながらお友達にLINEで連絡。自分の番号が出るのを待つ。

 10分ほどで採血室に入り、それから5分ほどで自分の番号を呼ばれた。今日はおそらく初めましての若い男性。名札をされていないので、名前も技師さんなのか看護師さんなのかもわからない。今月は1回のみの通院なので、フル検査、5本の採取だ。刺すときは結構痛んだが、抜く時はそれほどの痛みではなくほっとした。

 お礼を言って席を立ち、止血をしながらエスカレーターに乗って2階のレントゲン受付に移動。5分ほどで受付が終わり、中廊下に移動した。今日も検査着に着替えないでいいようにレントゲン用のブラトップとレース地のブラウス。入り口でその旨告げ、検査着を頂かずに着替え室へ。荷物を置いてすぐにレントゲン撮影室に移動した。正面と側面の2枚を撮影し、無事終了。

 御礼を言って再びエスカレーターで1階に降りて腫瘍内科へ移動した。少し並んで受付。
 いつものように問診票の追加を頂く。今回も息切れ以外全て「ない」に〇をして、息切れ「ある」の前に“たまに”を追加した。
 
 今日のお供は重松清さんの「ハレルヤ!」(新潮文庫)。
 “ハレルヤ”というと、今ではついつい瞑想ヨーガのクラスで毎回歌うキールタンにすぐ繋がってしまうのだけれど、こちらは帯に「大人が泣ける感動作 気が付けば、人生難航中。伝説の男の死と三十年越しの友情が、くすぶる五人の人生を変える!?」とある。
 学生時代のバンド仲間再会のお話しである。重松さんは私より学年が1つ下の早生まれなので、2009年が舞台の本作は46歳の設定である。今回は当時の作品に加筆修正した文庫オリジナル作品とのこと。同世代なので過ごしてきた時代が共通しており、読みやすい。私自身中高ブラバン所属でクラリネット吹きだったこともあり、ついつい頁を繰る手が早くなる。
 採血から1時間ほど経過したところで血圧測定。107-61、脈拍が79。

 ”中待合いへどうぞ”に番号が出たのはそれからすぐのこと。見れば、もう私の番号は診察室にいることになっている。慌てて荷物をまとめて移動する。診察室のドアが全開になっており、もう入っていいのかしら、とちょっと顔を覗かせて「おはようございます。」と挨拶すると、「どうぞ」と言われる。

 バタバタと荷物を籠に、自分の体調管理ノートやエンハーツダイアリー等を出して席に着いた。
 「さて、また同じ感じでしたかね・・・。」と訊かれ、「はい、10日は具合が悪く。先週、ワクチン1回目を接種し、翌々日の夕方から発熱し、7度8分まで上がりちょっとびっくりしましたが、翌日には下がりました。朝から頭痛が酷かったのでロキソニンを朝夕2回飲みました。」と報告。診察室での検温は6度8分。

 と、先生が「うーん、今回は低いんですよ・・・」と仰る。PCに採血の結果が出ている。白血球が3,000、好中球が950程とのこと。昨年は1,000をギリギリでクリアしていることがあって、自分では中止かもしれないと思ったことが2度や3度ではなかったが、今回は正真正銘中止となった。

 4週間おきで今の6割の量を続けた方が良いのか、3週間おきのままさらに5割の量に減らすことは出来るのか伺うと、続けることに意義があるので、4週間おきに今の量を続けた方が良いというご判断だった。
 6月の初めと今日、4月のレントゲンの3枚の写真が並んでいる。右肺の腫瘍、ポートの部分は大きくなっている模様。けれど、左肺の腫瘍は5月に撮ったCTでは大きく見えたが、レントゲンではあまり変わらないようにも見えるとのこと。腫瘍マーカーCA15-3は前回よりコンマ4ほど下がっている。

 いずれにせよ今回はお休みとして、次回をいつにするかの相談になる。来週ではあまりお休みにならないし、化学療法室が既に予約で一杯とのこと。再来週なら化学療法室は空きがあるとのことだったが、再来週はようやく予約出来たコロナワクチン第2回目の接種日なので、また予約取り直しは避けたい。ということで、結局次回は予定通りの3週間後になった。

 「今日ここに来るまでは“(治療が)嫌だな~”と思っていましたが、いざ中止となると(せっかく来たのに)ちょっと微妙です・・・」と言うと、「人の心というのは複雑ですね~」と仰る。本当にそうである。
 次々回は4週間毎になるので9月の1週目になるが、その前に3か月経過するので造影CTを、そしてとても久しぶりに骨シンチを撮りましょう、ということになった。
 8月25日が当初の治療予定だったので前泊ホテルも予約済みだ。25日は1日仕事で構いませんとお答えする。午前中に骨シンチの注射、午後撮影、その後2時間空けて造影CT撮影である。(造影剤等を入れる)2つの検査を一度に行うのは初めてだが、骨シンチ→造影CTの順序だと問題ないそうだ。

 3週間分の薬の処方は、吐き気止めイメンド、デカドロン、カイトリル、ナウゼリンや疲労止めエルカルチンも不要なので、整腸剤ミヤBM、胃薬タケプロン、末梢神経の痛み止めタリージェ、痛み止めコデインの4種類のみ。
 診察室に入ってすぐに先生の左の目元が赤黒くなっているのに気づいていた。とても痛々しい。訊いていいものやら、迷っていたが、「どうなさったのですか」と言うと、「夜中に夢で寝ぼけてぶつかったようです。」とのこと。
 あれでは目から火花が出たことだろう。それでも眠くてまた眠ってしまったと仰っていたけれど、お疲れなのだろう。心配なことである。
 私も夜中に迷走神経反射で倒れて前歯を折ったのだった。危ない、危ない。気を付けなくては。

 CT撮影同意書にサインをし、お礼を言って、診察室を出た。廊下で骨シンチの説明があるので待つように言われる。骨シンチはこの病院に転院してから13年半になるがこれで2回目だ。地下のRI検査受付に行くのも調べてみたら2015年にMRIを撮影して以来のことだった。
 まあ、顎骨壊死等再発の恐れもあり、今はランマークも休薬して長いので、全身の骨の状況がどうなっているのかは心配ないといえば嘘になる。当初は胸骨と鎖骨だけだった骨転移も、いつの間にか肋骨にまで広がっていたこともあるし。

 中廊下でクラークの方から説明を受け、地下のRI受付に行くように言われる。その前に化学療法室で今日は中止になったことをご報告に。
 Krさんがいらしたので今日の状況をお話ししてご挨拶を済ませ、エレベーターで地下へ。5分ほど待って呼ばれる。
 まだ1か月ほど先の予定ではあるが、当日は検査15分前までに地下RI受付へ、10時に骨シンチ注射、13時から撮影、その後15時に造影CT撮影である。造影CTの日はお昼抜きで撮影に臨むが、普段の14時予約より1時間遅い。撮影が終わり、16時にお昼では結構辛いかも・・・と思っていたら、こちらの頭の中がお見通しだったのか「撮影3時間から3時間半前までならお腹に入れて大丈夫ですよ。」と言われる。
 ほっとする欠食おばさんである。あまりに空腹で胃が痛くなるのも避けたいから、当日は11時半くらいまでにちょっとお腹に入れておこう。
 
 お手洗いを済ませて今日はあっけない終了となった。再びエレベーターに乗って1階に戻り、処方箋のデータをFAXで薬局に送って、支払い窓口へ。まだ2桁の番号である。普段は午前中にいることはない会計の待合い椅子はびっくりするほど混んでいる。10分ほど待ってお支払い。検査と診察のみで6,000円弱。

 外に出ると、曇天だが、雨が落ちてくる気配はない。それほど酷い蒸し暑さでもない。日傘を差して薬局へ。午前中に薬局に入るなんてどのくらいぶりだろう。少なくとも今日で丁度丸1年となるエンハーツが中止になったのは初めてのことである。2、3人が待っている。FAXは無事に届いていたと言われ、普段では考えられない17番という若い番号を頂いた。
 今日は4種類だけだったので割と早く呼ばれた。「今日はお薬が大分少ないようですが・・・」と言われ、「白血球、好中球が少なく治療中止になりました。」と報告。コロナワクチン1回目で発熱した話にもなった。今日は2,000円強だったのでカードが使えず現金払い。今日の病院と薬局の滞在時間は合計で3時間半弱。

 朝はしっかり頂いたし、まだ早いので乗換駅まで戻ってランチを摂ることにした。本の続きも読み、ずれた治療日程を確認しながら、前泊の予約を数回分行った。

 帰宅後は生協のお届け品を取り込み、収納。薬やら何やらの片付けも終え、そこに夫が帰宅した。
 夕飯の支度は出来ないから、と生協で冷やしうどんやお寿司等すぐに食べられるものを注文していたので、それを一緒に頂く。
 好中球が低いので治療が中止になったわけだけれど、目に見えて具合が悪いわけではないので、ちょっと調子が狂う感じ。せっかく頂いた文字通り夏休みのケモホリデー。無理し過ぎずに有意義に過ごしたいと思う。
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2021.7.13 ワクチン予約狂騒曲、その後

2021-07-13 21:46:38 | 日記

 居住する市では一昨日の日曜日朝9時に、8月1日以降の接種予約が開始したのだけれど、昨日、一昨日とも折に触れてアクセスを試みても、全くもって繋がらず。
 やっとマイページに辿り着いて、いざ予約空き状況を見ようとしても全く次に進めない状態だった。
 サーバーがダウンした模様で、これ以上負荷をかけないためにアクセス制限をかけているというお知らせが出た。ワクチン供給は確保できているので1、2日余裕を持ってまたアクセスするように、とのこと。

 そして今朝、アラームが鳴る前になんとなく目が覚めたのでアクセスしたら、ようやく繋がって珍しくサクサク動く。
 ただ、8月1日、最寄り駅前の会場は見事に予約終了の「×」印が並んでいた。2日以降なら空きがあるが、それでは治療が1週間遅れてしまう。

 ところが7月28日を見ると、30分に1本のバスに30分間揺られずに済む駅前の会場に、夕方の時間帯で1か所だけ「〇」印(予約可能です)がついていた。
 「△」(残り僅か)は、実際には残り1枠を意味するのであまりにリスキーだけれど、「〇」は少なくとも2枠以上。まだ朝早いし、もしかしたらいけるかも、ということでトライしてみることに。

 自分の手持ちの予約を一度キャンセルし、再度ログインして空き状況を見て、の動作を繰り返している間、どこもフリーズせずにどんどん進んだのに、ほんの一瞬で見事に「×」(予約終了)になってしまった。
 慌てて私がキャンセルしたため「△」マークが出た遠方の会場の予約を再度確保した。はあ。ぐったり。

 夫にかくかくしかじかと報告すると、「そうやってストレスを溜める状況を見るのが嫌だから、ダメシステムに何度もトライしないで、今予約出来ている(片道1時間半)場所でいいじゃないか。」と言われる。
 我ながら諦めが悪いことである。それにしても、あれほど繋がらない中で、一体皆さんいつどのように繋がって予約が出来たのだろう。夜中にずっとPCやスマホと睨めっこしているわけにはいかないだろうし・・・。

 ところが、である。ほんの一瞬、神様は微笑んだ!
 昼休み、何となくアクセスしてダメ元で7月28日を見たら、最寄り駅前会場で空きが出ていた。「〇」である。ドキドキしながら今の予約を取り消して、再びログインしてそこを取り直す。

 既に「△」になっていた(つまり残り1枠、私より早く動いた人がいたということだ。)が、落ち着いてタップしていくとなんとか予約確定が出来た。またしても心臓はドキドキバクバクだった。いわば執念の予約枠ゲット。
 再度予約ページを見たらしっかり全日「×」になっている。間違いじゃないよね、と今度はマイページをチェックしたら、ちゃんと最新の予約が最寄り駅前会場に修正されていた。万歳。

 というわけで紆余曲折はあったけれど、ぴったり3週間後の28日に最寄り駅前会場で2回目の接種をして頂けることになった。7月中に2回の接種が出来るとは思わなかった。本当に有難いことである。しっかり体調を整えたい。
 やはり、今出来ることを精一杯。そうすれば世界はうまくいくように出来ている。

 さて、今週から4度目の緊急事態宣言発動。けれど、どうやら世の中はあまり変わっていないようだ。満員電車しかり、夜の人出しかり。オリンピックやるんだから、こっちだってと酒類提供を続ける居酒屋もあるようだ。
 当然だと思う。緊急という言葉がなんと軽いことよ、である。こんなダブルスタンダードをまかり通そうとしている方がおかしいのだ。

 今晩は病院最寄り駅近くのホテルで前泊し、明日は通院だ。
 2回目のワクチン接種予約が7月中、しかも第一希望の会場で取れたので、次回8月4日の治療も1週間遅らせなくてよいことになった。
 一方、梅雨明けも間近な気配だ。治療後の不調に猛暑とマスクが加わると本当に恐ろしい。エンハーツ減量が無理なら4週間に1度の治療に替えてよいものかどうか相談したいと思う。

 記録のために。昨日届いた7月2回目のお花はビタミンカラーのミニ向日葵が濃淡で6本、紫の小さな花をつけたリアトリスが2本、先端に薄い黄色の可愛らしい花をつけたソケイが1本。  花言葉はそれぞれ「情熱」、「燃える思い」、「愛らしさ」だという。花瓶に活けて玄関に飾ったら、いきなり家の中が夏本番になった。
 暑い8月は痛みやすい生花はお休み。4週目に胡蝶蘭とアイビーの寄せ植えが届くことになっている。
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2021.7.11 リニューアル・オンライン瞑想ヨーガクラス第3回無事終了

2021-07-11 20:38:22 | ASHARE (アシェア)
 今日はASHAREさん主催「乳がん患者さんのためのオンライン瞑想ヨーガクラス」リニューアル後の第3回目。昨日の青天でうだるような暑さとは変わって、今日は梅雨らしい空。薄曇りではあるが、まあまあのお天気だ。今日も高湿度。室内は76%と出ている。サウナにいるような感じだ。

 いつもよりちょっとだけ寝坊。昨日良いお天気だったから寝具類等の大物の洗濯も終わっている。
 今朝は、夫が先日テレビで視て気になっていたという桃のスープを作ってくれた。桃とコンソメとヨーグルトの冷たいスープには小さく切った桃が入り、ミントの飾りはなかったけれど、なるほどお洒落な一品。甘くてちょっとしょっぱい複雑な味。2人で1つ分の桃ではたっぷり過ぎるくらいの量だった。
 朝食後、リビングをクラス仕様に整える。着替えを済ませ、クラス実施の準備完了である。

 クラス前、9時と同時に8月1日以降のワクチン予約市のHPにアクセスしたけれど、全くダメ。スマホやPC、電話と複数でトライしたけれど、相変わらずサーバーダウンなのかびくともしなかった。

 Zoomに入室すると、何人もの方たちが入室済みで、PC上にお名前やお顔が並んでいる。
 開始時間前は、スタッフのTさんから海外におられるお兄様ご一家がデルタ種のコロナ感染された話を伺う。ワクチン接種前のことだったようで、頭痛や倦怠感も酷く、小学生のお子さんも症状が出て大変だったという。
 定刻になり、代表Hさんからご挨拶があり、参加予定の方たちが揃ったところで5分ほど遅れてバトンが廻ってきた。

 今回は初めましての方がおられないので、自己紹介の時間も不要だ。ゆったりとリラックスして頂く時間が5分ほど伸びるのはとても有難い。初回、2回目に引き続き、オンラインだからこそ参加してくださる遠方の方もおられる。今回も、どなたでも簡単にゆったり身体を解せる動きをメインに取り入れたクラスを用意した。これまで同様60分のクラスである。

 ヨーガの智慧でお伝えしたいことをお話してから、聖音ॐ(オーム)を唱えクラスを始める。
 まずはウォーミングアップで身体を温める。コロナ禍で座っている時間が多くなり、お尻が凝り固まっていることを踏まえ、簡単に自分でできるお尻マッサージからスタート。お尻の大きな筋肉は固まりやすいし、冷えやすい。お尻周りが冷えて良いことは何もないので、心して解す。
 皆さんのお顔を見ていると、結構痛かったようだった。続いて足首を良く廻す。脇腹を伸ばす動きも丁寧に行い、肩を廻して胸を開き肩甲骨を意識する。気温も高く湿度も高いので、少し動いただけで汗がじんわり出てくる。いつでも水分を補給して頂いてOKとお伝えする。呼吸を整えてゆっくりもとの楽な座位に戻る。

 今日は久しぶりに五体投地の動きをご紹介する。マントラを最初に紹介し、動きの見本をお見せして一緒にマントラをつけた動きを繰り返す。やはり両足で一気につま先立ちする動きはなかなか難易度が高い。体幹がしっかりしていて集中していないとグラグラする。

 続いて恒例の朝ヨガの上下、左右、回旋の動きを復習した後は、ブラーマリー呼吸法をガイドして、そのまま瞑想タイムへ移行。今日はブラーマリー呼吸を一歩進めて、後半は耳と目を塞いで行って頂いた。自分のハミングに集中出来て、かつ自分の声に癒されてリラックス度が高まるというメリットがある。座っていたい方はそのままで、寝っ転がりたい方は寝っ転がって頂く。シャヴァーサナは少し長めの時間を確保することが出来た。

 ラーマボーロのキールタンを唄い、リンを鳴らしてゆっくりと覚醒して頂き、お馴染みのハレルヤ・キールタンを歌って60分、パンクチュアルに終了。皆さん今日もとても良いお顔で終えてくださったので安堵した。

 クラス終了後は、若干のお手洗い休憩を挟み、事前に送って頂いたアロマプレゼントのハーブティを頂きながらプチお喋り会スタート。今日も2つのブレイクアウトルームで各々のグループに半分ずつ参加させて頂くことになった。ルームをワープする感じが“どこでもドア”のようでとても楽しい。

 最初のグループは代表のHさんが司会進行を担当された。自己紹介や今日の感想を伺う。再発治療中のIさんは浮腫に悩まれているが、指包帯をすることでとても調子が良いとのこと。色々な工夫をされながら続けて毎回参加してくださり、穏やかに過ごされているお姿に励まされる。私のガイドが好きでとても心地よく、それを聴きに参加している、と仰る。有難いことである。

 遠方からのご参加のTさんはホルモン治療中で更年期症状かな、と思えるようなホットフラッシュがあるという。久々のご参加で、やらなくなっていた朝ヨガをまた再開しようと思ったとのこと。気持ちの切っ掛けになったのなら、良かった。
 Hさんからはブラーマリー呼吸で目と耳を隠すものが気持ち良かったとのこと。こちらの意図したことが伝わっているのが頼もしい。
 今日のテーマは最近モヤモヤしていること言いたいこと、ということだったけれど、皆さんあまりなかったようで、私のワクチン予約やら何やらの話等で結構盛り上がった。

 2つ目のグループは代表のUさんが司会進行を担当された。折しも今日はUさんのお誕生日。今夜はご主人がお料理を作ってくださってご家族でお祝いだそうだ。私が入るまでは、自分で選択していく治療等についての話をされていたというが、私が入ったことで、今日の感想を話してくださった。Uさんは先月お休みだったのが残念だった、毎月やりたいなとのこと。有難いことである。
 月に1度コンスタントに開催させて頂くのが重要だな、と改めて思った。

 2回目の参加のAさんからはリラックスして楽しいと思え、声を出すの新鮮で身体を動かして声を出すことで気持ちが集中出来ると。これぞ瞑想ヨーガの醍醐味に既に気づいてくださっていて素晴らしいと思った。
 久しぶりに参加されたOさんはリアルでは常連でおられた方。オンラインは2回目のご参加だったが、思い切って参加してリラックス出来た。廻りに人がいないので自分に向きあえてオンラインの良さを感じた、とのこと。まさにオンラインクラスのメリットに関する感想が頂けて有難かった。

 Uさんからも、リアルクラスしか知らないとオンラインでどこまでリアルに近づけるのかと思ってしまうが、オンラインはオンラインの良さがあり、満足度も高いので、リアルクラスとは別にオンラインクラスを開催する意義はあるのでは、という感想も頂いた。

 というわけで、今日も沢山の嬉しいお言葉を頂くことが出来、幸せで充実した時間だった。
 緊急事態宣言も来月の開催日である22日まで延長。皆さんが少しでもリラックス出来たのであれば、とても良かったと思う。

 お約束のお昼になるまでお喋りに花が咲いた。
 こうして第3回目も無事終了。代表Hさんのご挨拶で幕を閉じた。次回は8月。これまでリアルクラス開催の時には暑さのため、お休みしていた8月もご自宅から参加出来るオンラインクラスなので実施が出来る。気温やお天気の影響を受けずに開催出来るのはオンラインクラスのメリットの一つだと思う。


 (追記)ASHAREさんの活動レポートに取り上げて頂きました。

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2021.7.10 父が逝って5年、ワクチン初回接種3日後のこと、ABCミニセミナー参加

2021-07-10 21:24:47 | 日記
 昨夜は夕食をしっかり頂いた後、念のため体温を測ったら37度になっていた。頭痛は続き、なんとなく怠いし眠い。次に測ったら7度8分。これはちょっとまずいパターンかも・・・と思い始める。
 追い打ちをかけるように夫が「夜間救急に行かなくていいのか」「コロナ感染なら自分も濃厚接触者になる」と脅し文句を言い出す。

 明日の朝、まだ熱が下がらなかったらかかりつけクリニックに出向くことにした。医師の友人にLINEで体調報告をし、早々に入浴してベッドに入った。就寝前に歯を磨いたら、出血したのでどうしたのかと思ったら、奥歯の周りの歯茎が赤く腫れていて、そこにブラシが当たってしまったらしい。ECの治療中、免疫抑制による急性歯根膜炎になって酷い目に遭ったことも思い出して、ドキドキした。これも副反応なのか。

 息子が小さかった頃はよくお世話になっていた冷えピタを随分久しぶりに使う。汗をかけているから大丈夫かな、と思いながらそのまま眠り、明け方お手洗いで目が覚める。お通じが順調だ。体温は35度5分。良かった。下がった。
 もうひと眠りして朝の連続テレビ小説おさらい編を見て、もう一度体温を測ると36度丁度。まだちょっとふらっとするけれど、ほっとした。
 夫は夜中に何度か、様子を見たらしい。汗ばんでいて熱はなかったそうだ。

 コロナワクチンの副反応は翌日が一番酷く、2日目でほぼ収まる(48時間後)とのことだったので、2日目の夜(54時間後)から発熱が始まって、すわ、副反応ではないのか、と心配したけれど、寝ている間にLINEで送ってくれた友人の医師のアドバイスによると、副反応は3日目まであるとのこと。「今日38度を超えるようなら受診を進めますが、このまま下がるのなら大丈夫、朝起きたときの様子を教えてね。」とのことだった。

 昨夕(まだ37度8分になる前)、母には明日雨が酷いようなら、墓参は止めて会食だけにしようとDuo通話で連絡していた。
 今朝は予想に反して青空が広がった。最高気温は33度の予報だが午後からは雨が降り出すという。
 父が”来い”と言っているような気がして、予定通り墓参の後、会食をすることにした。とりあえず熱が下がって良かった。これで万一コロナ感染ということだったら、いくら2度の接種を済ませているとはいえ、高齢の母と会食するのは禁忌であった。当然同じく2回接種を終えているとはいえ夫も濃厚接触者になったわけだし。
 ただ、もしこの状況で感染したのだとしたら、この1週間は在宅勤務か職場にしか行っていないので、ワクチン接種で片道1時間半移動した日以外考えられず。遠くまで出歩くは怖いなと改めて思った。

 今月28日に同じ場所で2回目の接種予約をしているけれど、2回目はより副反応が強く出るという。1回目の会場はあまりに不便なので、8月1日(それ以前は全て×になっている)に自宅近くの会場予約チャレンジを考えているが、うまく予約を取り直せても、3日目まで副反応が出るとしたら8月4日は体調が酷く、エンハーツ治療が出来なくなる可能性が高い。28日に近い会場に変更出来ると良いけれど、その可能性は限りなく小さい。なんだかなあ、である。

 ということで、母に乗るべきバスを指定して最寄り駅前で迎えることにした。それにしても凄い陽射し。私はレースの黒いワンピースだが、ダークスーツを着た夫は気の毒なことこの上ない。ところが、母が到着予定時間に現れないので、先にスーパーで花を買い求める。ちょうど祥月命日ということで、普段の倍量の花束にしたら、かなりゴージャスになった。

 母は言われたバスに乗ったけれど、学生の乗り降りが多かったとかで10分近く遅れたとのこと。夫とタクシー乗り場に移動しているところで私と合流。すぐに墓地に向かった。ずっと緊急事態やら蔓延防止云々やらが続いているのでシャトルバスサービスはお休みのままだ。
 墓地は沢山の墓石に太陽が反射して熱いくらい。ちょうどお彼岸前の掃除が終わったばかりと見えて、花立に雨水が全く溜まっていなかった。花を活け、線香を傾け、たっぷりと水をかけて3人で交代に拝んで、早々に退散。
 再びタクシーを呼んで最寄り駅まで戻り、予約したホテルのレストランに向かう。父が生きていた頃は中華やら和食やら月1度くらいのペースで昼食に来ていたけれど、今やコロナ禍でもあり、すっかりご無沙汰である。

 奥の静かでゆったりした席に案内してもらえて有難かった。久しぶりに和食のフルコースを堪能した。デザートまで頂いたらお腹がはちきれそう。食後の珈琲を追加したのは夫だけ。来週、米寿の誕生日を迎える母にプレゼントを渡したら、私にも還暦祝いに、と30年越し(習っていたのは30年ほど前)で完成したという木目込み人形の丑を貰った。

 ずっと作りかけのまま、と聞いていたのでもう手にすることはないだろうと思っていたのだけれど、忘れた頃にやってきた真っ赤な丑である。息子には随分前に子(ね)の人形をもらっていて、リビングに飾ってある。
 母を帰りのバスに乗せ、きちんと座ったのを見届けてから別れる。午後になっても雨が落ちてくる気配はない。とにかく茹りそうな暑さ。

 最寄り駅まで戻り、久しぶりに夫とドラッグストアで買い物を済ませ、そこで別れて私はヨガスタジオへ。T先生のビギナーヨガのクラスに参加した。今日もゆったり身体を動かしてたっぷり汗をかくことが出来た。
 帰途、あまりに喉が渇いてカフェに入って一服。ちょっとスマホを見たら、申し込んでいたキャンソルさんのセミナーが間もなく始まることに気づき、慌てて帰宅した。

 いつも参加させて頂いているABCプロジェクトミニセミナーZoomミーティング、今日のテーマは「診察室でのコミュニケーション」。
 “診察の中で「言いたいことがうまく言えない」、「何を伝えたら 良い かわからない」と悩むことはありませんか。本セミナーでは、本当に聞きたいことや言いたいことをどううまく伝えれば良いのか、平井先生に伝えるコツ(アサーティブ・トレーニング について 教えていただきます。”という惹句で、講演は平井 啓先生(大阪大学大学院人間科学研究科准教授)。自分の不注意(最近こういうミスが多い。ケモブレインでないと良いけれど・・・)で、最初の10分ほどを聞き逃してしまったのはとても残念だったが、実に興味深い内容で有意義な1時間を過ごした。

 色々な方から、主治医とのコミュニケーションがうまくいかないという悩みは常々耳にすることが多いのだけれど、私はおかげさまでそういう悩みが殆どない。図々しく色々なことをお伝えしてきた13年半だったのだけれど、それを受け止めてくださっている主治医、化学療法室の看護師さんや薬剤師さんたち、様々なスタッフに恵まれていることを改めて実感出来る時間となったことは大きな収穫だった。

 というわけで、復活して午前中から夜まであれこれ欲張りな1日になった。
 明日の午前中は瞑想ヨーガの講師である。きちんと勤められることが出来そうで本当に良かった。

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2021.7.9 エンハーツ17クール目さらに減量13回目投与後16日後のこと ワクチン初回接種翌々日

2021-07-09 20:09:58 | 日記
 昨夜はヨガスタジオから帰宅し、夫が作ってくれた夕食を有難く頂いた。
 食後はドラマの録画を視ながら、怠くて眠くてソファでまたしても転寝をしてしまった。
 お手洗いで目が覚めたら2時半を回っていた。嗚呼。真っ暗の中、入浴して、廻っていなかった食洗器を廻してからベッドに移動する。3時過ぎになってしまったけれど、マントラCDを数曲流しただけで、すぐに眠りに落ちた。

 今朝。肩の痛みはすっかり退いたが、頭痛が酷い。アラームが鳴ってもなかなか起きられず、普段より30分近く遅い起床になった。夫は一人でちゃんと朝食を摂っている。
 ノロノロ起き出して、溜まった洗濯機を廻す。食欲は旺盛で、味覚も問題なし。お腹も快調だ(驚くべきことに朝から夕方まで4回もお通じがあった。)。昨日まではなんとなく便秘気味だったのだ。普段のコデイン、タケプロン、ミヤBM錠に加えてロキソニンを飲む。熱は平熱。6度ちょうど。
 夫を送り出して、勤務開始までに洗濯物を仕分けして、干せるものは部屋干し、厚手のものは乾燥機にかける。

 今日も朝から高湿度。外を見ると雨が降ったり止んだり。梅雨明け直前、鬱陶しい季節である。
 昼食はいつもの通りレンチンで済ませ、食後はミヤBM錠。ロキソニンのおかげで朝よりは頭痛が収まっているが、あまりスッキリしない。なんだかだるくて眠く、熱っぽい。それでも6度6分よりは上がらないし、酸素飽和度も98%。ちょっと脈は早めのようだけれど特に問題なし。

 この体調が一昨日のワクチンの副反応なのか気候の所為なのかイマイチよくわからない。もし副反応だとすると、次回の2回目はもっと酷くなる可能性もある。果たしてキッチリ3週間後の28日水曜日に接種するか、少し後ろにずらして8月1日の日曜日に予約を取り直すか・・・悩ましい。
 洗濯物は乾燥が済んでいたので、畳んで収納する。

 夕方勤務を終えて職場の上司にメール報告をし、すぐに部屋干しの薄物を畳んで収納し、拭き掃除もチャッチャと済ませた。そんな中に午後から出張だった夫が直帰した。
早い。まだ夕食の支度も整っていない。いつもの時間になるまでソファでダラダラ休息してからなんとか食卓を整えた。

 明日は父の5回目の祥月命日で、母と墓参と食事の約束をしている。雨が酷くないこと、この頭痛とだるさが治って、熱が上がらないことを祈りたい。

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