今日は、左腎がん経過観察の結果を聞くために病院に行く母に付き添うことになっている。
昨夜の体調では、もしかしたら母との約束を反故にせざるを得ないかもしれないと思うほどだったが、無理してブログをアップすることを諦め、早く寝たのが功を奏したのか、下痢も止まり、明け方1度目覚めたもののまた寝直すことが出来た。
夫は可哀想にお疲れの中、出勤だ。いつも通りのアラームでリビングへ。
4月に年金繰り上げ関係の書類を担当部署に送っていたが、ナシのつぶてでどうしたものやら、と思っていたところ、言われた通りに書いた書類で1か所署名とマル印が抜けていたということで、そこを補足して返送すべし、という郵便が届いていた。
急いで書類を整え、朝一番都心のポストに入れてもらうよう夫に依頼する。
朝食を済ませ、身支度をして予定通りの時間に家を出る。朝から暑い。今日も体温並みの高温注意報だ。少しでも涼しいと思われる格好をするが、何しろまだ夏物をすっかり出しているわけでもない。
私鉄とJR、バスを乗り継ぎ、予約時間といっても2時間ほど待つのが常だから、その時間の1時間後でよいと母に言われた通りの時間に3分ほど遅れて病院に到着する。
一緒に話を聞くから、もし早めに呼んでもらえても「娘が来るので」と、順番を後にしてもらうようにして待っていてねと何度も念を押していた。
ところが、エスカレーターに乗って泌尿器科のある2階に到着すると、母の姿が見える。「今、終わって出てきた所」とシレッと宣う。「は?・・・」あれほど「私が来るまで待って、一緒に入るから」と言っていたのに、と憤慨する私。
このところずっと先生にご無沙汰していたし、ようやく退職したので、休暇を取らずに付き添えるというのに、最初からこれで、カチンとくる。
経過は安定しているとのことで、今日の尿検査も特に問題はなし。9月で術後3年になるので採血、採尿を行い、その後CTを予定している、とのこと。
つまり3か月後も既に予約が入ってしまっている。私の治療日と重なったり、体調不良と重なったりすると、付き添えない。だから一緒に入りたかったのだけれど、後の祭り。予約表を確認すると幸いなんとか行けそうな日だったのでほっとする。
母にはあれこれぶつぶつお小言を言い続けてしまう。会計は殆ど待たずにスムーズに終わった。
病院の後は、近くにあるヘルパーセンターにも挨拶に行くことになっていた。予め担当のケアマネさんであるSさんがいらっしゃるか母が電話で確認をすると言っていたけれど、朝早かったので、しなかったとのこと。訪ねてみると、明日迄休暇ということで、持って行ったお菓子は別の男性にお預けした。
コロナ禍でもあり、ケアマネさんが直接自宅まで訪問してくれることもなくなり、電話だけのやり取りになっていたようなので、一度ご挨拶をしておかなくては、と出向いたのだけれど、叶わなかった。
それにしても暑い。日傘をさしていてもクラクラしてくる。そして母が歩くのがやけに遅いので、何度も振り返りつつ、立ち止まって待っている時間がやけに長く感じる。
今日は病院帰りのご褒美にホテルのアフタヌーンティ―を予約していた。ところがまだ時間がとんでもなく早い。調整のために処方薬をもらいに薬局に寄ることに。
それほど混んでおらず、すぐに受付してもらえたけれど、母がお薬手帳が見当たらないという。その場でバッグの中身を全部出して探し回ったけれど、出てこない。もしかするとヘルパーセンターに渡したお菓子袋に入れたかもしれないと言い出す始末。後日持参することにして諦める。
前回から新しく加わった漢方薬が91日分、1日3回の処方なので(私も以前飲んでいた牛車腎気丸)かなりの量だ。「これが重いのよね」と母は言う。持っていたエコバッグに一式詰めて実家まで行くことに。
実家に到着して父の仏前に挨拶の後、母が見てほしいという郵便物等を一通りチェックする。用事を終えたところで、まだ予約した時間まで大分ある。ホテルに連絡して前倒しで行って良いか確認し、OKが出たので、そこから30分ほどして家を出ることにした。
ここでとんでもない事実が分かる。母の頭髪がかなり汗臭いのである。加齢臭もあり、これはデイサービスのスタッフさんや、ヘルパーさんたちに失礼では、とちゃんとシャンプーしているのかと訊いたところ、返ってきた答えが、「実は、黙っているつもりだったけれど、コケて頭を打ってしまった」と。
「は?いつ?」北海道に出かけている間も毎晩欠かさずDuo通話でご機嫌伺いをしていたというのに。
訊けば、日曜日の夜、暑さで3日間一歩も外に出なかったので足が萎えるから、涼しくなってきたところでこれから駅前ショッピングセンターまで一回り散歩してくる、と言った日のことだったと。
玄関で靴を履こうと片足に靴ベラを入れてもう片足を、と思ったところで靴を履いていない方の足がずるっと滑り、玄関で尻餅をついてお尻と手首を打撲し、さらに下駄箱に後頭部をぶつけたという。
母は、父が転んで頭を打った時のことや、私が迷走神経反射で夜中に倒れて前歯を折ったことを思い出して、びっくりしたが、気を失ったわけでもないし、すぐに氷で冷やしたとのこと。
ちゃんと病院に行って診てもらったのか、と訊くと、翌朝、デイサービスで看護師さんに診てもらって、青あざとたんこぶになっているが、大丈夫と言われたので、行っていないと。ただ、洗髪するのはちょっと怖かったので、シャンプーをしていないから汗臭いのだと思うのことだった。
アフタヌーンティーはキャンセルしてこれから病院に行こうか、と誘ったが、アフタヌーンティーは楽しみにしていたし、大丈夫だという。まあ、やり取りはしっかりしているので、様子を見て、バスに乗ってホテルに向かった。
しこたま私からお小言をもらってしょんぼりしていたけれど、病院から自宅に帰ってくる時とは別人のように家からホテルまでの足どりはしっかりしていて、3段重ねのアフタヌーンティーセットを見るとすっかり元気になっていた。現金なものである。アフタヌーンティーは数量限定で、完売御礼の札がかかっていた。
それにしても、朝病院に向かう時、駅前にある温度計は既に34度だったけれど、日中は37度あった。微熱である。6月とは思えないこの暑さで頭がぼーっとしてしまう。
ホテルのラウンジは程よく冷房が効いており、快適な中、母はオードブルからケーキ迄すっかりたいらげていった。昨日酷い下痢をしたし、普段は冷たいものは頂かないのだけれど、あまりに暑くて、母も私も最初のワンドリンクは氷少な目のアイスレモンティーにした。その後はダージリンやレモンハーブのポットティーをたっぷり頂いてお腹はちゃぷちゃぷ。
2時間たっぷり滞在して、母と別れ、再びJRと私鉄を乗り継いで最寄り駅まで戻ってきた。ちょうど時間に間に合ったので、ウエア等は借りることにしてF先生のビューティヨガのクラスに参加。
30人ほどの参加者でクラスがスタート。暑いので無理しないで休んでいいですからね、ということだったけれど、湿度55パーセント、温度40度のスタジオ内と外はあまり変わらないような気がした。たっぷり汗をかいてシャヴァーサナでは1時間のクラス内容がしみこむ感じにスッキリした。
帰宅すると生協のお届け物がどっさり。ドライアイスはまだ溶け切っていなかったので、急いで収納する。あれこれ片付けているうちに夫が帰宅する。
今日の母とのことをあれこれ報告してからミールキットでグリーンカレーを作って頂く。
ということで、6月とは思えない猛暑の日、母とのひと悶着あり、これからいつまで一人暮らしを続けられるものやら、と思わずにはいられない夜である。
昨夜の体調では、もしかしたら母との約束を反故にせざるを得ないかもしれないと思うほどだったが、無理してブログをアップすることを諦め、早く寝たのが功を奏したのか、下痢も止まり、明け方1度目覚めたもののまた寝直すことが出来た。
夫は可哀想にお疲れの中、出勤だ。いつも通りのアラームでリビングへ。
4月に年金繰り上げ関係の書類を担当部署に送っていたが、ナシのつぶてでどうしたものやら、と思っていたところ、言われた通りに書いた書類で1か所署名とマル印が抜けていたということで、そこを補足して返送すべし、という郵便が届いていた。
急いで書類を整え、朝一番都心のポストに入れてもらうよう夫に依頼する。
朝食を済ませ、身支度をして予定通りの時間に家を出る。朝から暑い。今日も体温並みの高温注意報だ。少しでも涼しいと思われる格好をするが、何しろまだ夏物をすっかり出しているわけでもない。
私鉄とJR、バスを乗り継ぎ、予約時間といっても2時間ほど待つのが常だから、その時間の1時間後でよいと母に言われた通りの時間に3分ほど遅れて病院に到着する。
一緒に話を聞くから、もし早めに呼んでもらえても「娘が来るので」と、順番を後にしてもらうようにして待っていてねと何度も念を押していた。
ところが、エスカレーターに乗って泌尿器科のある2階に到着すると、母の姿が見える。「今、終わって出てきた所」とシレッと宣う。「は?・・・」あれほど「私が来るまで待って、一緒に入るから」と言っていたのに、と憤慨する私。
このところずっと先生にご無沙汰していたし、ようやく退職したので、休暇を取らずに付き添えるというのに、最初からこれで、カチンとくる。
経過は安定しているとのことで、今日の尿検査も特に問題はなし。9月で術後3年になるので採血、採尿を行い、その後CTを予定している、とのこと。
つまり3か月後も既に予約が入ってしまっている。私の治療日と重なったり、体調不良と重なったりすると、付き添えない。だから一緒に入りたかったのだけれど、後の祭り。予約表を確認すると幸いなんとか行けそうな日だったのでほっとする。
母にはあれこれぶつぶつお小言を言い続けてしまう。会計は殆ど待たずにスムーズに終わった。
病院の後は、近くにあるヘルパーセンターにも挨拶に行くことになっていた。予め担当のケアマネさんであるSさんがいらっしゃるか母が電話で確認をすると言っていたけれど、朝早かったので、しなかったとのこと。訪ねてみると、明日迄休暇ということで、持って行ったお菓子は別の男性にお預けした。
コロナ禍でもあり、ケアマネさんが直接自宅まで訪問してくれることもなくなり、電話だけのやり取りになっていたようなので、一度ご挨拶をしておかなくては、と出向いたのだけれど、叶わなかった。
それにしても暑い。日傘をさしていてもクラクラしてくる。そして母が歩くのがやけに遅いので、何度も振り返りつつ、立ち止まって待っている時間がやけに長く感じる。
今日は病院帰りのご褒美にホテルのアフタヌーンティ―を予約していた。ところがまだ時間がとんでもなく早い。調整のために処方薬をもらいに薬局に寄ることに。
それほど混んでおらず、すぐに受付してもらえたけれど、母がお薬手帳が見当たらないという。その場でバッグの中身を全部出して探し回ったけれど、出てこない。もしかするとヘルパーセンターに渡したお菓子袋に入れたかもしれないと言い出す始末。後日持参することにして諦める。
前回から新しく加わった漢方薬が91日分、1日3回の処方なので(私も以前飲んでいた牛車腎気丸)かなりの量だ。「これが重いのよね」と母は言う。持っていたエコバッグに一式詰めて実家まで行くことに。
実家に到着して父の仏前に挨拶の後、母が見てほしいという郵便物等を一通りチェックする。用事を終えたところで、まだ予約した時間まで大分ある。ホテルに連絡して前倒しで行って良いか確認し、OKが出たので、そこから30分ほどして家を出ることにした。
ここでとんでもない事実が分かる。母の頭髪がかなり汗臭いのである。加齢臭もあり、これはデイサービスのスタッフさんや、ヘルパーさんたちに失礼では、とちゃんとシャンプーしているのかと訊いたところ、返ってきた答えが、「実は、黙っているつもりだったけれど、コケて頭を打ってしまった」と。
「は?いつ?」北海道に出かけている間も毎晩欠かさずDuo通話でご機嫌伺いをしていたというのに。
訊けば、日曜日の夜、暑さで3日間一歩も外に出なかったので足が萎えるから、涼しくなってきたところでこれから駅前ショッピングセンターまで一回り散歩してくる、と言った日のことだったと。
玄関で靴を履こうと片足に靴ベラを入れてもう片足を、と思ったところで靴を履いていない方の足がずるっと滑り、玄関で尻餅をついてお尻と手首を打撲し、さらに下駄箱に後頭部をぶつけたという。
母は、父が転んで頭を打った時のことや、私が迷走神経反射で夜中に倒れて前歯を折ったことを思い出して、びっくりしたが、気を失ったわけでもないし、すぐに氷で冷やしたとのこと。
ちゃんと病院に行って診てもらったのか、と訊くと、翌朝、デイサービスで看護師さんに診てもらって、青あざとたんこぶになっているが、大丈夫と言われたので、行っていないと。ただ、洗髪するのはちょっと怖かったので、シャンプーをしていないから汗臭いのだと思うのことだった。
アフタヌーンティーはキャンセルしてこれから病院に行こうか、と誘ったが、アフタヌーンティーは楽しみにしていたし、大丈夫だという。まあ、やり取りはしっかりしているので、様子を見て、バスに乗ってホテルに向かった。
しこたま私からお小言をもらってしょんぼりしていたけれど、病院から自宅に帰ってくる時とは別人のように家からホテルまでの足どりはしっかりしていて、3段重ねのアフタヌーンティーセットを見るとすっかり元気になっていた。現金なものである。アフタヌーンティーは数量限定で、完売御礼の札がかかっていた。
それにしても、朝病院に向かう時、駅前にある温度計は既に34度だったけれど、日中は37度あった。微熱である。6月とは思えないこの暑さで頭がぼーっとしてしまう。
ホテルのラウンジは程よく冷房が効いており、快適な中、母はオードブルからケーキ迄すっかりたいらげていった。昨日酷い下痢をしたし、普段は冷たいものは頂かないのだけれど、あまりに暑くて、母も私も最初のワンドリンクは氷少な目のアイスレモンティーにした。その後はダージリンやレモンハーブのポットティーをたっぷり頂いてお腹はちゃぷちゃぷ。
2時間たっぷり滞在して、母と別れ、再びJRと私鉄を乗り継いで最寄り駅まで戻ってきた。ちょうど時間に間に合ったので、ウエア等は借りることにしてF先生のビューティヨガのクラスに参加。
30人ほどの参加者でクラスがスタート。暑いので無理しないで休んでいいですからね、ということだったけれど、湿度55パーセント、温度40度のスタジオ内と外はあまり変わらないような気がした。たっぷり汗をかいてシャヴァーサナでは1時間のクラス内容がしみこむ感じにスッキリした。
帰宅すると生協のお届け物がどっさり。ドライアイスはまだ溶け切っていなかったので、急いで収納する。あれこれ片付けているうちに夫が帰宅する。
今日の母とのことをあれこれ報告してからミールキットでグリーンカレーを作って頂く。
ということで、6月とは思えない猛暑の日、母とのひと悶着あり、これからいつまで一人暮らしを続けられるものやら、と思わずにはいられない夜である。