昨夜は歩き疲れたせいもあり、入浴後、日付が変わる前に眠りにつけた。夜中に1度お手洗いに目覚めたものの中途覚醒にならず、寝直しに無事成功。
今朝はいつも通り平日のスマホアラームを消してちょっとだけ、と寝直してしまい、次に目覚めたのは朝ドラが始まるちょっと前。やはり疲れているかも・・・足が重い。
今日から新しい1週間、月曜日である。朝ドラを視てから浴槽足湯。もたもた身支度しているうち、階下のブッフェレストランに到着したのは朝食提供終了まで残り1時間を割ってしまった。
早起きの人たちはとっくに朝食を済ませてお出かけだろうから空いているかしら、と予想したけれど、そんなことはなく、一昨日よりむしろ混んでいる感じ。
一昨日、気になって頂かずに終わったものと、美味しかったので再度チャレンジのものをちょっとずつ取ったらかなり沢山になってしまう。焼きたてパンケーキもオムレツも美味だったし、朝から甘エビやサーモン等のお刺身も頂く。昨夜あまり食べ過ぎないで良かったね~、と夫と言い合う。
今日もお茶まで頂いたらクローズの時間に。部屋に戻って、食休みである。
夫は大学時代のお友達Hさんが1時間後を目指して車でホテルまで迎えに来てくださるとのこと。
私は午後から大学合唱団時代のお友達、今年になってから文通を続けているIちゃんとホテルでアフタヌーンティーである。
Hさんとは結婚式に来て頂いた後にも1度はお目に掛かっていると思うけれど、いつだったのか・・・定かではない。夫自身も、Hさんが前回上京されて以来数年ぶりとのことだ。ホテル前到着の連絡があり、ご挨拶に伺い、2人のツーショットを撮って車を見送る。
さて、私は約束の時間までまだ2時間ほどある。部屋に戻って清掃が入るまで読書を楽しむことに。
手にしたのは水木悦子さんの「ゲゲゲの娘日記」(角川文庫)。
いわずと知れた水木しげるさんのお嬢さん(次女さん)のエッセイだ。帯には「お父ちゃんの子どもでよかった!鬼太郎の生みの親『水木サン』の子育てとは?心に沁みる愛情たっぷりのエッセイ、文庫書き下ろしも収録!祝!水木しげる生誕100周年」とある。子どもの頃の写真や想い出なども満載で、ご両親への深い愛を感じつつ、あっという間に読み切った。気づけばもうそろそろ出かけてもよい時間だ。
ATM等に寄りつつ、道庁を見学。残念ながら工事中で建物全容は見られなかったけれど、池の睡蓮がとても綺麗で思わずパチリ。
早めに道庁に隣接するホテルに到着し、お手洗いを済ませ、「少し早いのですが・・・」と席に通して貰う。このホテルは21年前に叔父叔母の家にお世話になった後、家族3人で宿泊したホテルだ。
席に着くと、IちゃんからLINE。「張り切って着いてしまいました(笑)。ラウンジの前のロビーにいます」とのこと。「気づかずにごめんなさい、どうぞいらしてね」とお返事。
結婚式に来て頂いて以来32年ぶりかと思ったら、彼女が北海道に引っ越す前に合唱団の数名でお別れ会をして、そのとき以来だという。いずれにしても30年ぶりのこと。
そして、その時に私がお渡ししたハンカチを今も使わずに大切に持っている、と見せてくれた。どんなものだったか私自身が忘れているのに(汗)・・・どうぞ使ってね、と改めてお願いした。
働きながら、お義母様を手伝ってお義父様の介護をし、今は職を辞して、お義母様の介護をされているIちゃん、本当に頭が下がる。
強引に誘って申し訳なかったけれど、お会い出来て、少しでも外の空気を吸えて、気分転換が出来たなら良かったな、と思ってしまう。
3段重ねのアフタヌーンティーを頂くのが夢だったと仰る。2人でダージリンやホテルブレンドの紅茶を沢山頂き、お腹がちゃぽちゃぽになった。沢山の綺麗なスイーツやスコーン等を頂きながら、語り合い、お腹も心も満ち足りた気分。
文通をしているおかげで、お互いの状況が分かっているので前置きが要らなかったのも良かった。瞬く間に2時間半ほどが過ぎて、方向音痴だと言うIちゃんを地下鉄の改札まで見送った。
一人でぶらぶらと歩いてホテルに戻ってきた。夫はHさんにあちこちに連れて行って頂いた模様。大倉山ではスキージャンプの疑似体験をしたり、Hさんが現役の頃に手掛けたという、イサム・ノグチ設計の広大な公園を訪れて苦労話を聞いてきたようだ。
私が部屋に戻ってきてからも、これからお茶をして帰るとのLINEがあった。お互い旧交を確かめ合うことが出来、良い訪問になった。
ということで、気づけば4泊5日の旅も終わりに近づいている。今夜は札滞在幌最後の夜である。
ニュースによれば、各地で梅雨明けという。6月中の梅雨明けとは、ちょっと記憶にない。そして東京は3日連続の猛暑日とのこと。Duo通話をした母からも開口一番「暑いわね~」(いや、こちらは21度で、長袖のワンピースに薄めのジャケットを羽織っています・・・)と。
明日、帰るのが恐ろしい・・・。