昨夜はブログアップした後、途中だった文庫の続きを読み始めたのが運の尽き。読み終わるまで眠れなくなってしまった。夫から追い立てられてお風呂には入ったものの、出てから再び読み続け、読了は1時を回ってから。
すっかり夜更かしになった。でもとにかく面白くて止められなかった。中山千里さん、さすがである。
今日はオンラインヨーガ・スートラ講座第3章の初回だ。昨年11月に第2章を終えてから半年、恥ずかしながら殆ど復習をすることもなくこの日を迎えてしまった。
そんなわけで寝不足でも寝坊するわけにいかず、いつも通りに目覚ましが鳴ってからゆるゆると起きる。朝食の支度を済ませてから夫を起こし、身支度を整えて書斎に移動。
無事にZoomに繋がると、先月お目にかかったAさんやインテンシブコースH先生のお顔も。今回も殆ど顔なじみの方ばかり。懐かしくもほっこりする。おひとり初めましての方がいらした。
定刻通り、ご挨拶後出席確認からスタート。第3章は少しマニアックな章で、あまり講座が開かれていないとのことだが、今回も出席されているKさんのリクエストをきっかけに開催に漕ぎつけたという。第4章の開講は決まっているようだ。
クラスのお約束は(1)気楽に、(2)お水もお手洗いもご自由に、(3)質問はいつでもどうぞ、といつも通りだ。一番大事なのは(1)。リラックスしている時こそヨーガの智慧を一番身に着けやすいから、がその理由だ。
まずははじまりの瞑想、ॐ(オーム)三唱である。
テキストに沿って、ヨーガの智慧を学ぶ目的、第3章のテーマ、この講座の目標についてSさんからお話がある。自分自身が無限大の存在であることに気づければよい、その可能性に触れてほしいとのこと。
ヨーガスートラの解釈について、サンスクリット語のローマ字表記による読み方のおさらいがあった後は、パタンジャリのシュローカを唱えて早速第3章各節の逐条解説である。
第3章は成果の章だ。サンスクリット語でSさんが先に唱え、それを2,3回繰り返しながら進める。
3-1 チッタ(こころ)を一つのところに留めておくことがダーラナー(一心集中)である。外界の音、匂い等も感じており、自分の内側にある思考の中断(他の事を考えてしまうこと)も含んだ状態。
3-2 ダーラナーの状態で、想念を一つの対象に持続することがディヤーナ(瞑想)である。思考の中断がなくなった状態、一つの壺から次の壺に油を流すように中断されることのない切れ目のない流れ。
3-3 その状態で瞑想の対象だけが光り輝き自分自身は空っぽになっているような状態、それがサマーディ(深い瞑想状態)である。私たちの意識は心が向かっているものそのものになる性質がある。例えば呼吸に集中し、没入すると自分自身がエネルギーの流れになったかのように、膨らんだり縮んだりするような感覚を経験することがある。
3-4 ひとつの対象に対して、この3つ(ダーラナー、ディヤーナ、サマーディ)がなされることをサンヤマ(総制、綜制)と呼ぶ。
3-5 サンヤマが達成されると、智慧の光が現れる。
3-6 サンヤマは段階に応じて使おう。初心者は目に見えるもの、五感で感じられるものに集中することから始めると良い。
3-7 これら3つ(ダーラナー、ディヤーナ、サマーディ)は八支則の先行する部門(ヤマ、ニヤマ、アーサナ、プラーナヤーマ、プラーティヤーハーラ)に対して内的な部門である。(だから難しい)
3-8 それさえも、ニルビージャ・サマーディ(無種子三昧)からすれば外的な部門である。
ということで、本日はここまで。1章や2章で参照する章があり、テキストをひっくり返しながら・・・である。ああ、またこの学びの場所に戻ってきたなぁという感じだ。
この後質問タイムが設けられ、最後に皆でॐ(オーム)を1回唱え、名残惜しい中、お開きとなった。
今日までは分かりやすいが、これからはかなり飛んだ(!)内容だとのこと。来月からは30分の瞑想ヨーガのクラスを再開される予定という嬉しいニュースもあった。
クラスの後は、先日リクエストした特定健診が希望通りに予約OKの通知メールが届いたので、今度は希望のクリニックにがん検診について電話予約。既に7月末まで一杯という検診やペンディングの検診も併せて、とりあえず予約出来るものは予約した。
続いて、月に1度のお楽しみ、リフレクソロジーである。いつも通りオーナーに最寄り駅前のロータリーでピックアップして頂く。体調報告等をしながらあっという間にサロンに到着。
今月はお誕生日月の嬉しい15分無料延長サービスもあり、お薦めのハワイアンリフレモニター体験コースにトライした。
今日はオーナーではなく、若手のGさんが担当してくれた。ふっくら可愛らしい手である。フットバスはいつもの精油ではなく、エプソムソルト(塩ではなくミネラルの一種、硫酸マグネシウム)。身体が芯から温まる“浸かるサプリ”だ。おしぼりとピンク色の甘酸っぱいハーブティが出される。身体が早くもぽかぽかしてくる。ハイビスカスの花が散らしている深めの盥に足を入れると、小さな丸い黒石を指と指の間にセットされる。足指が広がりじんわり温まる。これは極楽だ。
ハンドリフレの間は頑張って起きていたけれど、鼠径部の施術が始まった頃からは知らず知らずのうちに寝落ちしてしまい、自分の鼾で何度かびくっとなった。昨日の読書が祟ったのか、親指の反射区がとんでもなく痛かった。眼精疲労と頭の疲れだとのこと。
ココナツオイルの甘い香りがマスク越しにも鼻をくすぐり、すっかりリラックス。
途中、カチンカチンという音が鳴って、何かと思ったら、温めた丸い石を使ってフットトリートメントが行われていた。あわせて温めた丸い石を胸やお腹に置いてくれる。手で握っていてもよいとのこと。この石と石がぶつかる音も癒しなのだそう。
気づけば2時間が経っていた。これは大変。いつもより15分以上施術時間が経っている。
施術後は、夫と映画を観ることになっていて、既にチケットも購入済み。慌てて“からだポカポカブレンド”のハーブティを頂き、次回の予約を入れ、出張から帰ってきた育休明けのMさんにも挨拶し、オーナーに駅まで送って頂く。滑り込みセーフで乗る予定の電車に乗り込み、無事最寄り駅に戻ってこられた。
ベーカリーでお昼のパンと飲み物を買い求め、夫と合流。目的の映画は昨日から封切りの「妖怪シェアハウス」である。テレビドラマの映画化で、ヒロインが可愛いし、周りを固める役者たちがすっかりはじけていて、夫と2人で録画して楽しんだもの。まあ映画版だからドラマのようなわけにはいかなかったけれど、まあまあ楽しめた。
これで帰ればよいものを・・・せっかく復活したのでヨガにも行けるときには行きたいということで、時間調整のための買い物や小腹を満たすための軽食を摂って夫と別れ、私はヨガスタジオへ。この頃ちょうど雨がぽつぽつ降り始めて夫には急いで自転車で帰宅してもらった。
久しぶりに土曜日のT先生のクラスだ。この前の時間の★1つビギナーヨガに参加することが多いが、今日は間に合わなかったので、最後の★2つのベーシックヨガのクラス。20名ちょっとの参加者でちょうど良い混み具合。45分のショートクラスだったけれど、太陽礼拝をたっぷり。相変わらずチャトランガが苦手でへばりつつ、しっかり汗をかいた。
帰宅して母にDuo通話でご機嫌伺いを済ませ、夫が用意してくれた夕食を有難く頂く。
振り返れば朝のオンライン受講から始まり、3駅離れたサロンでリフレ、最寄り駅に戻って映画、ヨガ。治療後の回復期にはちょっとてんこ盛り過ぎる土曜日になった。
既に眠い。明日は少しだけ寝坊をしたい。午後からはお出かけの予定であるが・・・。