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ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.1.26-27 エンハーツ24クール目、さらに減量20回目投与後7-8日目のこと ようやく復調へ

2022-01-27 22:15:46 | 日記

 水曜日。投与後1週間。
 終日通常勤務だ。ようやく朝ナウゼリンを飲まずに食事が摂れるようになった。バナナスムージーも復活。青汁だけまだパス。トーストはかれこれ10日ぶりくらいに頂いた。
 お昼も○○が食べたいな、と明確な意思が芽生え、ATMで振り込みの用事を済ませた後、駅前カフェに急いだ。午後、少しずつだけれど体調が回復してきているのが分かる。今回は3日間お通じがなかったけれど、4日目の朝夕2回酸化マグネシウムを飲んだだけで復活した。吐き気止めカイトリルも便秘傾向になるけれど、コデインを飲んでいないのが大きいような気がする。

 息子から嬉しいLINEがあった。社会人3年生、論文と面接、それぞれ別の日、日曜出勤して社内昇任試験を受けたそうだが無事合格したという。良かった、良かった。コロナ禍で在宅勤務が多くなっているけれど、合間を縫って研修があったり、こうして試験があったりと、ちゃんと育ててくれているんだなと思う。有難いことである。来年度からは昇任に伴ってお給料も上がるそうだし、しっかり期待に応えてほしい。

 母にDuo通話でそれを告げたら、頑張ってスマホで息子に電話をかけたらしい。最初は間違ってなぜか夫にかかってきたけれど(母のスマホはワンタッチで3か所、私、夫、息子が入っている。指先が不器用なのかどうも別のところを触ってしまうようだ。)。
 帰宅すると生協のお届け物が届いていた。それを使って夜、ぱぱっと夕食を作る。作りながらもとても空腹で堪らない。食事が済んでもなんとなく物足りなくて口寂しい感じ。食後に甘いものを頂き、さらに寝る前には夫とカップ麺をシェアした。いよいよ欠食おばさんターム始まりである。

 それはそうと、寒中見舞いの返事の手紙がポストに入っていた。息子の小学校時代のY先生からだ。
 勧奨退職をされた後、長くご家族の介護をされておられると伺っていたけれど、昨年の喪中欠礼状が届いたのを見て、驚いた。
 お母様と奥様が日を開けずに亡くなっていたのだ。しかも奥様の方が先に。あまりにびっくりして寒中見舞いを差し上げたのだけれど、まさか封書でお手紙が来るとは思わなかった。
 奥様は若くして咽頭がんになり、放射線治療で完全寛解したものの、副作用で喉をやられ随分辛い思いをしながら47年もの間闘病され、一言も愚痴をこぼさずにいらしたという。17年の闘病生活でブツブツ文句ばかり言っている自分がちょっと情けなくなった。
 ということで、今年は寒中見舞いのお返事が複数あった。先の見えないコロナ禍で、皆なんとなく人恋しいのかもしれない。

 木曜日。通常勤務だが、月末で、珍しくリアルでもオンラインでも会議のない木曜日だ。
 明け方お手洗いに目覚め、ベッドに戻ったら起床時間までまだ2時間あるというのに、夫の鼾で全く眠れなかった。はあ。
 今朝は青汁も復活した。これで普段通りだ。やはり普通の朝食を摂れるようになるまでにたっぷり1週間はかかる。

 職場で退職手続き関係の書類等がちらほらと届くようになった。退職後の福利関係の会費納付を忘れてはいけないので、昼休みに思い切って駅前の銀行まで出向いた。急ぎ足でも片道15分弱、往復25分はかかるのに、びっくりするほど混んでいる。訊けば40分待ちだとのこと。
 これでは午後の始業時刻に帰れないと、迷った末トライしたら、30分ほどで開放された。

 けれど、もうランチを摂る時間はない。駅前ベーカリーでサンドイッチを買って、席に戻って5分で流し込んだ。普段なら齧らずにフォークとナイフで一口サイズにして頂くサンドイッチも、そんな優雅な食べ方が出来ず、ちょっと前歯が不安だったけれど、何とかクリア。それにしても、銀行というものはどうしていつ行ってもあんなに混んでいるのだろう。
 午後からは目に見えて気力が増してきて、ブルドーザーの如く仕事をした。

 そして投与後の翌週の木曜日は、復調を後押ししてくれる岩盤浴デーである。仕事を終え10日ぶりにヨガスタジオへ。珍しく3人ほどストレッチ等をしている方がいらしたが、私はただただうつ伏せ、仰向けと横になってウトウトしながら1時間過ごす。最初はなかなか汗がかけなかったけれど、起きてみたらじっとりと汗ばんで身体が芯から温まっていた。
 シャワーでさっぱりしてから夫と待ち合わせし、久しぶりのレストランで食事を摂ってきた。一昨日から始まったという新しいコースメニューはとても美味だった。完食。帰りはドラッグストア等で青や赤のヨーグルト類を買い足して帰宅した。
 しかし、考えてみると、本当にろくに夕食の支度をしなくなったなあと思う。ま、いっか。

 帰宅すると、なんと私にコロナワクチン3回目の接種票が届いていた。来月かと思っていたのに早くてびっくり。2回目が7月末だったので、3月末からのつもりでPCサイトに入ったら、2月末から予約が出来ることが判明。1回目、2回目の予約があれ程大変だったのが嘘のようにすんなり繋がって3月の初め、仕事が終わってからの時間、一番近い最寄り駅前の会場で予約が取れた。2月の治療から2週間ほど経つし、3月の治療まで2週間あるし、ちょうど良いタイミングだ。それにしてもあまりにあっけなくてちょっとびっくり。間違いないか何度も確かめてしまった。

 ということで、体調はようやく復調。母にDuo通話で報告をしたら、顔つきが全然違うと喜んでいた。隣にいた夫は、母に「こうなるとガーガー五月蠅いですけれどね。」などと話している。具合が悪くてシュンとしていた方が良いようである。ふん、失礼なことよ。

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