ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2022.1.5-6 2022年仕事始めと翌日のこと

2022-01-06 22:32:00 | 日記

 水曜日。9日ぶりの出勤。仕事始めである。
 毎年、年末年始休暇明けの職場は建物ごと冷え切っていて、身体が悲鳴をあげていた。水道からは氷のように冷たい水しか出ないし、寒いから何度もお手洗いを往復することになるが、シャワートイレではないため、便座はとんでもなく冷たく、触れれば心臓麻痺になりそうな代物である。
 今年は2日目ということで、前日の人熱のおかげか少し暖かかった。それでも机上の寒暖計は朝の段階で11℃。日中はなんとか20℃近くなった。
 それでも、事務室から廊下に出れば吹き曝し。外と殆ど変わらない。夏は暑く、冬は寒い。まさに自然とともにあるわけだけれど、ポンコツな老体には過酷な職場環境である。

 朝のうちに溜まったメールを処理し、昼は昨年末に私の風邪のせいで延期にしてもらったランチに同僚2人と。
 久しぶりに入ったレストランは注文をQRコードからスマホで行う形になっていた。お店にいられたのは30分弱。
 レストランからは私の勤務する建物が一番遠いので、ろくにお喋りする時間もなくせわしなく食事をお腹に入れて支払いを済ませ、そそくさと席に戻った。

 午後は資料等を作成しているうちに定時になった。
 綺麗な三日月を拝みながら急いで帰宅。夕食の準備をして夫の帰りを待ち、早々に夕食を終えて、夜最後のリラックスヨガのクラスに向かった。
 夜最後のクラスに出るのはとても久しぶりだ。治療後はまた少なくとも10日は通えなくなるから、元気でいられる今のうちに、というわけだ。15人ほどの参加者だったが、1時間丁寧に肩甲骨回りを動かし、インナーマッスルにもかなり効いて最後のシャヴァーサナでマット一枚下の溶岩盤に寝転がったら汗が滴り落ちた。身体の芯まで温まったせいか、帰路は全く寒さを感じなかった。

 帰宅後は夫が珈琲を淹れてくれてチョコレートを摘まみつつ、昨日眠さに負けて途中で切り上げたドラマを最後まで視終えた。入浴後は、明日が休務日の夫がマッサージをしてくれるというので、有難くリビングに寝っ転がった。

 木曜日。今日は最高気温が3度というとんでもない寒さ。
 いつ雪が降り出してもおかしくない曇天だ。コート二枚重ねみたいな恰好で、下着から何から最強の完全防備にして出かけた。最近、シャンプーするとまたしてもヒョロヒョロと髪の毛が抜ける。その所為でぺったりとボリュームのなくなった頭が寒風に晒されてすーすー寒い。
 こういう時は帽子代わりにかつらも捨てたものではないかもしれない。まあ、さすがにまだかつらのお世話になるほどの事態ではないけれど。
 昼休みから開始のリアル会議の開始時間が40分ほど遅れることになったので、お昼は一番近いカフェまで。外は案の定、雪である。これは積もりそうな気配だ。カフェもひんやり。前回訪れてから3週間以上経っている。明日の朝食用のシナモンロールも調達して席に戻った。

 雪はやむ気配なく、深々と降り続いている。寒い。会議は1時間半ほどで終わり、その後は学位論文申請の受付に追われた。何とか1時間ほどの残業で切り上げて、そのままストレッチングヨガのクラスに滑り込んだ。
 雪は積もってはいたけれど、止んでいてほっとした。それでも足元は溶けた雪でビシャビシャ。明日の朝シャーベット状になっていたらどんなに危ないだろう。

 こんな悪天候のせいで車で通う方は参加を諦めたのか、体験の方も含めて広いスタジオにたった8名だった。お尻を解すのが今日の目標だったけれど、今日の凝りは今日の内に解すことが出来て気持ち良かった。
 帰宅後は休務日の夫が用意してくれた鍋等を有難く頂いた。
 
 明日は論文受付最終日。滑り込みで夜遅い申請があることが確定しているので、残業必至の金曜日である。 
コメント
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