goo blog サービス終了のお知らせ 

ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2010.12.12  気分は異邦人

2010-12-12 21:52:05 | 日記
 昨日の社会科見学の目的地は10月にオープンした羽田空港の国際線ターミナル。今回は息子もモノレールと私鉄の新しい駅を見られるし、新型の電車に乗れる、ということで乗り気だったので。ホテルのメンバーズポイントの有効期限もあり、年内に急きょ一泊することにした。

 最初通された部屋が滑走路側でなく、あまりに眺望が悪かったので、お願いして変えてもらったところ、今度は目の前にジャンボ機が並び、離着陸が間近で見える絶好のロケーションの部屋になった。ベッドに寝転がっていても窓を斜めによぎって上昇する飛行機が見える。飛行機好きだったらたまらないだろう。

 ナベルビンの2投目の週末で、前クールの時のように具合が悪くなったら直前キャンセルもありかも、とハラハラしていたが、“発熱の前にロキソニンを2日間しっかり飲む”という主治医の作戦が功を奏して、発熱もなく、寝込むこともなく、無事に過ごすことができた。

 国際線ターミナルはプチ浅草、という感じの江戸小路と呼ばれるショップとレストラン街でとても賑わっていた。実際の街並みで、これほどまで日本らしいところなど今ではそれほどないのでは、とも思えた。パッと見た感じでは、観光客がとても多く(私たちもその一人なのだが)、果たしてどのくらいの人が実際に空港を利用する人なのだろう、と思えるほど。
 日本らしいフィギュアのガラポンなどもあり、すっかり童心にかえってウインドウショッピングを楽しんできた。暮れなずむ展望デッキで飛行機の離着陸を見ていると、気分だけはすっかり海外旅行に行く前の高揚感を味わえた。

 夕食は4千万個の星空の下と臨場感あふれる多彩な映像とともに食事を楽しめるというプラネタリウムカフェで楽しんだ。今はもうなくなってしまったけれど、「渋谷のプラネタリウムに行ったよね」と夫と懐かしんだ。息子は学校の社会科見学で出かけた市のプラネタリウムを思い出していた様子。みんなでずっと上を向いて首が痛くなるほどだった。

 さすがにくたびれて、今日は遅い時間までしっかり眠り、ゆっくり時間をかけてたっぷり朝食をとった。
 ホテルを一歩出ればもうそこは国内線の出発ゲート。これから日本全国に飛び立つ旅行客の興奮がこちらまで伝わってくる感じだった。
 夫と息子は去年の夏、北海道旅行に出かけたときに飛行機に乗っているが、私はハウステンボスを訪れた2年半近く前に長崎に飛んだのが最後。かつては年に数回あちらこちらに出かけていたのが嘘のようだ。
 お土産やさんを冷やかしつつ、普段は買わない東京土産で前から気になっていたものをいくつか買ってみた。
 実際に旅行に出発するときにはなかなか時間がなくて見られないレストランスペース等も新鮮でよかった。

 お昼ぎりぎりにチェックアウトし、息子につられてモノレールの一番前の車両に陣取り、青い海と空を見ながら浜松町までノンストップの速さに驚きつつ、空港を後にした。
 途中ターミナル駅で遅いお昼をゆっくり堪能。さすがに飽食が過ぎて、またお腹が気持ち悪くなってしまい、帰宅後、私は夕食を食べる元気がなかった。

 明日からまた1週間が始まる。
 年賀状の宛名印刷も無事終了し、明日からコメントを少しずつ書いていこうと思う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする