生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信1102 ・自転車が安心して走れる街づくりを

2011-12-15 06:38:20 | 日記

 おはようございます。鳩山元首相が、「福島第一原発の国有化を」と主張する論文を、イギリスの科学誌「ネイチャー」に発表したそうです。東電は以前、全面ほとんど黒塗りの資料を”提供”し、「知的財産権」などを理由に事実上、情報開示を拒否したいきさつがあります。事故の徹底的な検証のためにも、「国有化」が必要としています。
 生き生き箕面通信1102(111215)をお届けします。

・自転車が安心して走れる街づくりを

 「自転車は歩道を走ってもいいのか」をめぐって、混乱が起きています。多くの人は、「ゆっくり安全に走るなら、歩道を走ってもよい」と、理解されているのではないでしょうか。実はボクも、歩道を走っていました。

 しかし、警察は「自転車はあくまでも車両だ」という原則を徹底させようとしたのです。自転車による歩行者の”交通事故”があまりにも多くなり、なかには死亡事故さえ起きるようになった。しかもブレーキのない「ピスト」という競技用自転車で歩道を走る人も増えて、一層大きな事故が心配されるようになってきたからです。

 ところが、急に「歩道ダメ、車道を走れ」といって取り締まりを強化すれば、今度は自転車の車との事故多発が心配される。一般の自転車利用者も、取り締まる方の警察も、どうしたらよいのか、「困ってしまって、にゃんにゃん、にゃにゃーん」になってしまいました。

 自転車で東京都心まで通勤している自称「自転車ツーキニスト」の疋田智(さとし)さんは、自分のメルマガ「週刊自転車ツーキニスト」でこの問題をずっと追いかけ、警察にも質問状を提出、最近警察から回答があったそうです。ただ、その内容は「むにゃむにゃ」で、ほとんど中身のないものだったとか。

 それでも、「警察と国交省が『安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討委員会』を設け、来年3月にも提言をまとめることになったことに、期待している」と、書いています。

 疋田さんは、東大文学部卒のあと、TBSに入社、現在はTVプロデューサーで、日々自転車通勤している、こよなき自転車愛好者です。ボクもエコな自転車が好きで、学生時代は自転車で通学していました。いまも、日常的に自転車を使います。その中で感じるのは、「自転車で安全に走れる道がほしい」という切実な願いです。

 ボクの住んでいる箕面市は、レールによる交通機関が少なく、といって自転車道も整備が遅れています。自動車が大手を振ってまかり通る「自動車社会」に、日ごろから憤慨しています。これからは、少しくらい不便でも、自動車を規制して自転車がもっと安心して走ることができる街づくりを進めてほしいと願います。時間がかかるのはやむを得ません。しかし、箕面市は「自転車が安心して走れる街」へハンドルを切りたいものです。

  
◎ご意見をikiiki.minoo@gmail.comまでお寄せ下さい。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿