お早うございます。
生き生き箕面通信2061(140815)をお届けします。
・本日8月15日、私たちは「どんな日」にするか、もう一度しっかり考える日にしましょう
安倍晋三という男にとって今年の8月15日は、集団的自衛権の行使容認という閣議決定をすませて、意気揚々と「積極的平和主義」をPRする日にするのでしょう。全国戦没者追悼の式辞で、またぞろ心にもない「平和への誓い」を聞かされるのかと思うとうんざりします。
うんざりといえば、読売新聞の本日の社説もウソで固めた論理を振り回し、主見出しだけは「平和国家の歩みを堅持したい」と主張みせる内容で、そのいかがわしさにはうんざりせざるを得ませんでした。
なにしろこの社説には、「集団的自衛権で抑止力を高めよ」という袖見出しが立ててあったのです。読売新聞は、安倍政権のPR新聞とはいえ、集団的自衛権という「いざとなれば戦争するぞ」というだんびらを振りかざすことが、「抑止力を高め、平和を守ることになる」という安倍側近の論法です。その論法で、「集団的自衛権を使えるようにしておけば、平和になる」と、臆面もなくいい募る胡散臭さ。
極めつけは、「『憲法9条を守る』と唱えるだけでは、平和は維持できない」と、ばっさり切って捨てました。
私たちは、「憲法9条の平和達成の意義を実現するため、周辺諸国をはじめ世界の国々との『平和外交』に徹すべきだ」と主張しています。周辺諸国と人の交流を盛んにし、経済的にも、文化的にも、そして政治的にも友好関係を築くべきだ、と主張しています。そのためには、相手国との領土問題、あるいは従軍慰安婦問題などに誠意をもって対応すべきだ、と求めています。
しかし、読売の言い方は、私たちがただ、「9条を守れ」とお念仏のように繰り返しているだけというウソの論理の上に、集団的自衛権のPRを展開しています。
こんな新聞が、今でもわが国最大の部数を維持していることがよく理解できません。
そこには、「前から読売を取っているから」という惰性が大きく影響していると思われます。あるいはジャイアンツ・フアンだからとか。
中には、「朝日はお高くとまっていて、我慢ならん」という声も聞きます。たしかに朝日の主張の仕方には、スノビズム(教養人ぶった俗物根性)がふんぷんと匂うことがあり、上から目線が嫌味に感じられうことも少なくない。
本日の社説でも、「祈りと誓いのその先へ」という大きな見出しを立てました。この見出し自体、何か持って回ったいわくありげ風に見せています。
結びは、「8月15日は本来、しめやかに戦没者を悼む日だった。しかし近年は愛国主義的な言葉があふれ出す日に変わってしまった。静寂でも喧噪でもない8月15日を、私たちの言葉で、新たに」と、ぷっつり切っていました。奥歯にモノがはさまったようなというか、あるいはあとは「あんたがたが自分で考えなさい」ということか、ともかく、「なんじゃ、これは」という印象です。
それはさておき、私たちは「考える動物」です。自分で考え、自分たちの人生を選ぶ権利があるはずです。そのせっかくのこの特性を活かしましょう。平和をどうしたら作り出せるかについて考え、行動の新たな一歩を踏み出す日にしたいものです。
戦陣に散る,ということがどんなことか?
絶句します。
散華という美化された言葉さえ嗅ぎ取られます。
次の世代の方々に、戦陣に散るな!戦陣に行かされるな、と祈念します。
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当たり前の事だ。
甘ちゃん思想は早く卒業しなければいけない。
寸土でも侵略されたら戦争をもって報復する。
この構えがなくては平和は保てない。
特攻生還者の振武(しんぶ)寮の管理者 倉沢清忠少佐(故人)
いるものだ。そんなのをまともに信じて特攻隊を貶めては
イカン。
特攻隊、靖国、これらはわが日本民族の忘れることのできない、かつ世界に誇るべき、民族の名誉・誇りだ。
けれども、「特攻隊」を編成した人。「特攻しろ」と命じた人。そういう人は、とことん貶めてやりたいですね。
トンデモない、命じた人の心中を察せよ。
命じられなくとも、兵士は、特高に選ばれて喜んだ、あるいは自ら志願したのだ。
特攻隊編成の前から、自ら敵艦に突っ込んで行くパイロットが増えていたのだという。特攻隊の編成は現実を制度化したのであろう。
http://mainichi.jp/select/news/20140815k0000e040229000c.html
終戦記念日:戦車に「肉弾特攻」、下っ端兵士は骨も残らず
朝鮮民族、中華民族、アジア諸国の民族には、まず、道義的に謝罪したはず。
それを69年も経ってから、日本国が不死鳥のように蘇ったことを良いことに歴史を歪曲する。「負け惜しみ」でしかない。
安倍は「負け惜しみ」首相でしかない。あるいは、強きに追随する米国の「尻馬乗り」首相でしかない。
当時の新憲法の意義・重要性を理解した、独立国の政治家の出現を望みます。小沢さんが近かったのでしょうが、若い時に偉くなってしまったことと、毀損されすぎましたし、結構、悪い意味のマキャベリストですし。
http://www.seikatsu1.jp/activity/declaration/20140815ozawa-comment.html
終戦記念日にあたって
生活の党 代表 小沢一郎
100パーセント、腑に落ちました。良質の保守本流。
「特攻を美化してはだめ」 元隊員ら、戦争知らない若者に警鐘
< 都内の大学に通うナカムラ・ツルギさん(18)は映画鑑賞後に「僕は特攻隊員を尊敬します。彼らは国や家族のために命をなげうった」と語った。「特攻隊は格好いい。かれらのミッションを非難することはまちがっていると思う」
洗脳されるのですね。ああこれ悪魔の技か、金儲けか?の百田の哄笑が聞こえて来ます。
歴史を知ることの大切さを痛感します。
特攻隊員は自ら喜んで志願したような事を言っておりますが、
この論理、どこかにもありはしませんでしたか?
そう、従軍慰安婦に強制性はなく、彼女らは高額の報酬に惹かれて自由意志で売春婦となったのだ、という論理と同一ですね。そういえば、どこぞの居酒屋の元経営者も似たような論理を繰り広げていましたね。
こういう「論理」を用いて平然としている人、また、こういう「論理」を用いるしか能のない人の言い分に説得力を感じるか否か、ということです。
どうぞ、ご自由にご判断下さいという事ですね。
特攻生還者の振武(しんぶ)寮の管理者 倉沢清忠少佐(故人)
大日本帝国の陸軍幼年学校(旧制中学に相当)へも同じくらいの年齢の子弟が。 職業軍人のエリート中のエリートの登竜門。アホや身体虚弱では入れない。
全寮制で、就寝後、13歳くらいの生徒の局所に左右の上級生の手が伸びてきたとか。 戦国大名もはまった、いわゆる男色らしいのです。
これも不本意に刷り込まれる一種の洗脳だと思います。 憲法21条に違反?
こんなことをインターネット検索でごく最近知りました。こんな記事、文書は将来、秘密情報法で削除されるかもしれませんね。
次の世代の人たちを、本当に心身ともに大切にしなければならないと思います。
8月17日の朝日新聞朝刊の記事にありました。
機雷学校卒業生が、終戦直後、米軍の命令で浮遊機雷を撤去する掃海艇に乗ったが、機雷が爆発して沈没し、死にかけた。命が惜しく、はよ故郷に帰りたい、帰りたいと思った。
その時わかったんや。終戦までは命を捨てる覚悟でいたが、戦争がそうした異常な心理状況を生んでたんやって。