おはようございます。
生き生き箕面通信1854(140119)をお届けします。
・政界再編につながる都知事選ーー問われ都の有権者の政治判断力
本日1月19日は、沖縄の名護市長選挙の結果が出る日です。本日中に、稲嶺進・候補の「大勝利」が伝えられると確信しています。その結果は、安倍という男が進める「日本の破滅的改造」にストップをかける第一弾となるはずです。
政権党が、投票日の直前に名護市民の前に「500億円のエサ」を投げ、露骨な利益誘導を図る挙に出ました。しかし、誇り高い名護の有権者は、そんなエサに飛びつくようなはしたない人たちではないと、固く信じています。なにしろ沖縄のみなさん、名護のみなさんの民主主義実戦力は、日本最高レベルなのだから。
他方、東京都知事選の状況は混とんとしてきました。自公が推す舛添要一・候補に勝つためには、細川護熙氏か、宇都宮健児氏か、どちらかに票を集中させる運動を展開することが求められます。
田崎史郎という御用偏向評論家は、昨日もテレビに出演して「事前の調査では、舛添氏が断然有利」(10ch)と、舛添支援の発言を繰り返していました。
田崎という政治漫談家は、学生時代には三里塚闘争に参加するような方向性だったそうですが、時事通信社の政治部記者(解説委員)を経てからは、故三宅久之という評論家とともに官房機密費に最も深く関わったと見られる、うさんくさい輩(やから)です。
驚いたことに、民主党の応援団体、連合が「舛添支持」を打ち出しました。原子力ムラを支える東電労組、そして電力労連を抱える連合は、原発推進を明確にしたといえます。連合は、御用偏向労働団体であり、”働く者の敵”である正体をあらわにしたといえます。
それにしても、「脱原発」をめざす市民勢力が細川、宇都宮の二つのグループに割れたのは、残念の極みです。
こうなった以上は、細川氏に票を集め、なんとしても舛添候補に勝つ運動にまい進しましょう。もちろん、細川氏の公約発表を見る必要もありますが、いずれにしろ短期決戦です。
そして、都知事選には、都政のもろもろの課題のほかに、政界再編の方向がかかっています。小泉純一郎氏が喝破したように、今回の選挙は「脱原発」vs「原発推進」の闘いという色彩を色濃く帯びています。
民主党も、脱原発と原発推進と二つの勢力が同居している不自然な状態を改めた方がいいですよね。もちろん、自民党も、河野太郎氏など「脱原発グループ」は、離党して政界再編に積極的に加わるべきと考えます。
安倍政権側は、原発を争点から外す企みに力を入れています。森・元首相は「都知事選で政界再編は起こらない」と、けん制しています。政権党側は、いまの圧倒的多数を占める状況を変えたくありません。
しかし、私たち心ある有権者は、政界再編で日本の再建をめざしたい。都知事選はそのきっかけになるはずなのですが……。
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