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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

・1269 ・本日、野田・小沢会談――政界再編へ動き出すか

2012-05-30 06:48:08 | 日記
おはようございます。

生き生き箕面通信1269(120530)をお届けします。



・本日、野田・小沢会談――政界再編へ動き出すか



 本日の会談を前に、野田首相は「乾坤一擲。一期一会です」と語りまし

た。何か大変な覚悟をして会談に臨むという意味なのでしょう。でも、違

和感はぬぐえません。広辞苑では、乾坤一擲(けんこんいってき)は「の

るかそるかの勝負をすること」とあります。一期一会(いちごいちえ)は「生

涯にただ一度まみえること。一生に一度限りであること」です。ふ~ん。

つまり、「一生に一度限りの、のるかそるかの大勝負」をするのですか。



 小沢氏は、「選挙で公約し、それで政権交代させてもらった。それを守ら

なければ政権交代の意味がありません」と、あくまでも選挙公約実現の初

志貫徹です。小沢氏の政治的立場の一丁目一番地ですから、ぶれずはず

がありません。野田氏が説得できると考える方がおかしいのですが、なぜ

か野田氏は「乾坤一擲。一期一会」です。



 今後については、いくつかのシナリオが取りざたされています。妥協成

立、決裂、先延ばしの三つ。結局、決裂するほかないのではないでしょう

か。民主党内で悪知恵を働かせるくせ者が考えることは、「できるだけ小

沢氏を傷つけて、できれば除名し排除する」道です。仙谷由人(わると)氏

がリードする道といえましょうか。



 小沢氏としては、もともと自分たちが公約して政権を任せてもらったの

だから、自分たちが主役。現執行部はエイリアン(異星人)といった感覚

でしょう。だから、「別れるなら、出ていくのは彼ら」です。



 いずれにしても、日本の財政をどうするか、は避けて通れない大きな

課題であることに違いはありませんよね。それに、政治を動かせる体制

にする必要があります。結局、政界再編をする歴史的必然性の時期に

直面しています。小沢氏のもとに結集するグループと、増税派グループ

に大別され、その間の第三局がキャスティング・ボートを握る構図でしょ

うか。しかし、それでも政治が動く体制に整理されるかは疑問があります。



 政治の混迷が続くことで、変なことにならなければいいのですがーー。




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