生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

生き生き箕面通信297 ・「連合」の影響力に期待

2009-09-19 07:47:55 | 日記
おはようございます。稲穂が黄金色に色づき、頭(こうべ)を垂れはじめました。
生き生き箕面通信297(090919)をお届けします。

・「連合」の影響力に期待
 鳩山首相が誕生して一夜明けた17日の初の公務は、連合の高木剛会長らとの会談でした。この日の読売新聞夕刊は一面に「鳩山内閣本格スタート」の横見出しを掲げ、そのすぐ下の2段カラー写真は、鳩山・高木両氏の笑顔での握手でした。

 記事には「連合は、先の衆院選で民主党を圧勝に導いた『原動力』」だけに、首相は『大変お世話になりましてありがとうございます』と丁重に礼を述べた」と伝えています。

 「初の公務が連合との会談」ということで、この先、「鳩山政権には連合の影響力が高まる」との認識が否応なく広まったようです。なにしろ、来年には参院選を控えており、ここで単独過半数を獲得すれば「ミニ政党」に振り回される連立は解消ということも想定されるわけです。「選挙の小沢」も連合との連携を強めて、必勝を期す構えであり、連合もこの政権と連携を深めて「働く者のための社会づくり」に力を入れる。

 そこで、連合に注文したいのは、ぜひとも「憲法25条の”生存権”の実現に全力を挙げてほしい」ということです。憲法25条では「全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と定めています。しかし、現状は、生活保護で受ける支給額よりも低い賃金で、その日の生活がやっとという人がいかに多いことか。「生きていけない」という人が自殺へ追い込まれる現実がかくも長く続くとは……。

 国際人権規約は「人は全て生まれながらにして生きる権利を有する。この権利は法によって守られるべきである。誰もこの権利をみだりに奪ってはならない」と定めています。

 連合は、働く者が団結して働く者のための社会づくりをめざす組織。「労働貴族」などにうつつをぬかしている暇はありません。真に「働く者のため」に今こそ働き時。念願のチャンスが到来です。決して「日教組がまた悪さをはたらくぞ」などのそしりに惑わされず、本当に働く人々のためになる政策を、民主党と力を合わせて実現し実績で人々に示してほしいと期待します。



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