生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

・1232 ・危険水域に入りつつある野田政権

2012-04-23 06:32:01 | 日記
おはようございます。

生き生き箕面通信1232(120423)をお届けします。



・危険水域に入りつつある野田政権



 「内閣支持3割切る」が本日4月23日の日経新聞朝刊に掲載された

一面の見出しです。同社が実施した世論調査の結果で、3月の前回

調査より5ポイント下落しました。「昨年9月の野田政権発足以降、初

めて3割を切った。危険水域に入りつつある」と、二面の詳報で解説

しています。内閣不支持率は、野田内閣最悪の62%。



 新聞各紙の世論調査は、前回3月には内閣支持率の下落に歯止め

がかかったような数字が出ましたが、今回再び「野田はダメなノダ」と

いう結果になりました。



 問題はその原因です。目下の政治の2大テーマは、消費増税と原発

再稼働です。消費増税については、「反対」が50%(「賛成」は40%)、

再稼働は「反対」が54%(「賛成」は30%)でした。つまり、世論はこの

二つともに、「野田政権の進め方はよくない」という拒否権を発動した

ことになります。日経新聞といえば、読者はビジネス関係者が多く時の

政権寄りと見られています。その新聞の世論調査ですら、野田政権へ

の反発が高まっているのです。



 しかし、野田首相は昨日夜の全国幹事長会議後の懇親会に出席して、

「やらなければならないことをきちんとやる政治を民主党が見せつける」

と、強調しました。この場合、「やらなければならないこと」とは、誰にとっ

て「やらなければならないのか」です。まさか、財務省にとって「やらなけ

ればならないこと」ではないのでしょうね、のダメさん。いや、やはり財務

省のためなのですか。ハイ、それならよく分かります。



「野田首相はここ数年で最も賢明なリーダー」と、米紙ワシントン・ポス

ト(電子版)が19日に持ち上げました。そりゃそうでしょう。アメリカの注

文に忠実なのですから。実は郵政改革法案も通しましたが、これも結局、

アメリカの要求をほぼ飲んだかたちでした。「お利口さん」と、頭をなで

られるのは当然です。



 しかし、日本の国民はどうなるのですか、のダメさん。あなたは「歴史

に名を残したい」一心ですが、国民の犠牲の上に名を残す”のダメ”流は、

「アメリカとともに日本を決定的にダメにした首相」として歴史に名を残

すことになりませんか。




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