おはようございます。生き生き箕面通信2645(160408)をお届けします。
・ホセ・ムヒカさん、「日本人は幸せですか?」
世界で最も貧しいとされる前ウルグアイの大統領が初来日し、昨日4月7日、東京外国語大学で、「日本人は本当に幸せですか?」と題して講演しました。朝日新聞によると、「一番大きな貧困は孤独です。物の値段ではない」と、語りました。
タックスヘイブン(租税回避地)で話題の「パナマ文書」にも触れ、「自分の資本を増やすためだけにお金を使っている人がいる。ばかげた悲惨なことと、若い人たちは戦わなければならない」と批判した、そうです。
「日本では、若者の30%ぐらいしか投票にいかないと聞いた。不平ばかり言うのではなく、同じ気持ちを持つ人とまとまって何かをしなければならない。それが人生に意味を与えることだ」と、政治への参加を呼びかけました。
また、学生らとの質疑で、「全員が幸福を感じられる世界の実現はむずかしい」と、批判する声には、「他人のために何かできたら、自分の家族も幸せになる」と答えた。そうです。