おはようございます。生き生き箕面通信2647(160410)をお届けします。
・習近平政権は、「パナマ文書」で権力闘争を長引かせるのか、それとも辞任か
習近平政権は、日本からのNHK放送を切ってしまいましたが、そのNHKの映像が、「タックスヘイブンが大きな話題になっており、その中には習近平氏の縁者も入っている」という放送でした。突如、その放送がブツリと切られました。
習近平氏の縁者は、姉の夫だそうです。中国では、インターネットを消せないようにするために、「姉の夫」が隠語として用いられている。この「パナマ文書」は、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が流したものですが、内容は非常にしっかりしたものと伝えられています。
問題は、習近平氏があの「反腐敗」で名を馳せたにもかかわらず、実際には自分もその「反権力側」にいたということです。つまり、単なる権力闘争でしかなかったということです。
しかし、習近平氏が易々と辞任するかは分からず、結局、居座り続けることになるのでしょう。しかし、それでも習近平氏の権力は徐々に低下して行き、権力闘争が長引くことになりかねない。
中国政府は、共産党の軍隊を使って、人民をさらに弾圧させる方向へ動くとみられます。習近平政権は、国民の民主主義や平和を忌み嫌い、弾圧で行くことになりそうです。それを跳ね返す努力がなされるか、21世紀前半の大きな見どころです。