いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

自爆する「エリート」たち

2006年03月02日 21時07分47秒 | 日本事情

■おいらは階層社会がいいのではないかとおもう。エリートさんがいて、がんばってくれる。「下層」民や雑民も健康保険と最低年100万の収入は保障されるという条件で。すでに民主制、つまり匹夫が入れ札に参加する政治の限界を指摘した。http://blog.goo.ne.jp/ikagenki/e/1d4c61714f97652d9d0c5e48507322c5やっぱ、庶民には責任はなく、立派なエリートさまが世の中をうまくやって、庶民が無責任に幸せに最低限食うにこまらなく暮らせるようにしてもらいたい(パンの保障)。サーカスの方は一部「エリート」さんがワラワせてくださるのでOK。でもさ、庶民といっても税金や社会保障関係費で収入の2-3割が取られている。これじゃ、江戸時代の百姓の少なくとも半分以上は取られている。江戸時代は百姓に、働いて年貢を収奪されていたから、責任はなく、何かあればお武家さまが腹切った。いま庶民は江戸時代の百姓の少なくとも半分以上収奪されているのに、エリートさまがいねえ。なるほど、お役人さまはいらっしゃるが、「エリート」さまだ。

このブログで、お褒めさせていただいた人が自爆した。

http://blog.goo.ne.jp/ikagenki/e/12b43f082f415ef55577aa15b707ef39 大見忠弘

■おいらは書いた;

おいらも、多くの人が、お気楽に生きることができて、その一方、毎日土日なしで朝7時から夜11時までしのぎを削ることができる「エリート」さんががんばって日本を支えてほしいと思う。

■ホント、大見はえらいひとなのです。40才で自分の業績を省みて、工学者でありながら世の中に役立ったものをつくっていない。これではいけないと志をもって、1990年代以降をリードする半導体技術を体系的に開発したのです。

そういうえらいエリートさんには地位や権限や報酬をたくさん預ければいいのではないでしょうか。tax eatorの工学者で世の中に役立つものをひとつも具現化しなくてのんべんだらりんと生きてるのはゴマンといる。

でも、大見忠弘センセ、「おねーちゃん」なぐっちゃうし。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060303k0000m040004000c.html

 傷害容疑:東北大客員教授を書類送検 警視庁

 日本の半導体研究の権威で、東北大未来科学技術共同研究センターの大見忠弘・客員教授(67)が昨年10月、東京都台東区の地下鉄駅構内で、元交際相手の女性(39)を殴り、警視庁から傷害容疑で書類送検されていたことが分かった。
 調べでは、大見客員教授は、昨年10月14日午後5時45分ごろ、東京メトロ田原町駅構内の連絡通路の階段で、元交際相手の女性から背広のすそを引っ張られたのに立腹。女性の左顔面を1回、こぶしで殴りつけた疑い。
 大見客員教授は、半導体の洗浄や品質制御など半導体製造に欠かせない「ウルトラクリーン技術」の開発で知られる。【千代崎聖史】

毎日新聞 2006年3月2日 17時13分


■日本近代というのは日本国家が禁治産者という状態である。つまり日本を統括するエリートがいない。現行憲法・マッカーサー憲法は結構よく機能している。すなわち、マッカーサーはじめ米国は、またいつ狂うかわからないからこんな国に軍隊を持たせるのはやめよう。替わりに米国が後見人となって、禁治産者・日本を制御しようとした。それが現在のマッカーサー憲法と日米安保を柱とする戦後体制にほかならない。


後見人と禁治産者

■さて、そういう状況をやめ、狂気を排除し、自立し、自分のことは自分で責任をもってやりましょう、というのが改憲派の言い分。民主党の前原誠一もそうなのだろう。それが自爆である。自分が党首をしている党や、ましてや自分の言動を統括できない政治家は絶対、国家など統括できない。

■永田センセとか前原センセとか、あのお人形さん顔だけど、厚顔ぶりにはおどろかれぬる。そういえば二人とも生まれて一度も自分で稼いで納税したことないんだね。つねにtax eater。

つぎつぎ自爆していく「エリート」たち。


いつ狂うかわからないお人形さんたち


なぐっちゃった

半導体研究の権威  ↑同じ穴の...↓

   
反動体実践の権威 のガッコの長 [自爆はしてません、念のため]

■西沢センセも志の高い方で、世代としては旧制高校最後の世代ですが、終戦直後の混乱に直面し資源ない日本での産業化、それに必要な技術開発の重要さに気づき、実践すますた、