<薩摩行きの機上から>
富士は<大日本帝国>第二の山でした。
■「政治は一寸先は闇」とはよく言ったものだ。マンション設計偽造・米国産牛肉問題・そしてホリエモンと小泉さんの周りの潮の流れが確かに変わった。この3点はすべて小泉流(=新自由主義経済)の結果である。もちろん、規制緩和が犯罪者の跋扈を認めるものではないけれども、それは理論上そうなのであって、実際には規制緩和に乗じて犯罪者が増長している。そして今回、ホリエモンは小泉・武部の直参であり、小嶋は清和会に食い込んでいる。そして、対米戦略上譲った牛肉問題では米国に裏切られている。
小泉神話は大暴落するのであろうか?
■ライブドアの根拠は時価総額だという。時価総額は株価によって定められる。その株価は高値が高値をよんで上昇したそうだ。 みんなが買うからおれも買う。その上昇はホリエモンさんのIR活動、つまり広告宣伝活動が源泉だったとのこと。
■小泉さんの根拠は世論調査だ。国民の支持率がたより。その支持率「高値」のために、繰り出し続けられるパフォーマンス。
■つまり、両者の存立構造は同じということだ。
そのからくりの論説は、こちら、「投資家と大衆社会」
●それにしても、小泉・武部執行部がホリエモンさんを選んだということは、その時点でライブドアの犯罪性を認識していないということなのだろう。とすると、小泉・武部執行部の情報・情勢分析力は低かったということ。
▼ライブドア。ホリエモンはともかく、そんな情報・情勢分析力で北朝鮮とか中国と渡り合っていけるのかな?
★やっぱ、次は福田さんか?
ニイタカヤマノボレ