いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

仙台参り⑨ 木町通りの牛タン屋

2005年06月09日 20時55分31秒 | 仙台・竹雀・政宗
仙台木町通り。バブル前は戦前の風情を残すいい街並だった。バブルを境にずいぶんと変わった。昔はこのような木造の建物が狭い道の両脇に並んでいた。いまはところどころ空き地、青空駐車場となっている。バブルのつめあとにほかならない。




木町通りの牛タン屋「まるたん」。1992年ころにはあったようなきがする、そしてそのころできたのではないかと思う。つまりバブル以降だ。おいらは仙台に行くとこのまるたんに行く。この近くにエコノイン仙台という安いホテルがあり、仙台参りのときの宿としていた。仙台には太助という牛タン屋があり、その支店がおいらの街にもある。その人は仙台で修行したとのこと。牛タン屋、特に太助では「定食」などと言ってはいけない。牛タン・麦飯・漬物・テールスープあわせて「食事」という。「食事」お願いします!という。おいら、その支店でちゃんと言えた。

牛タン。高かった。これで2000円ちかく。



今日のニュース

◆本場も大打撃

 業界を襲っているのは、牛タンの卸価格の急騰だ。仙台市の地元専門店15チェーンでつくる「仙台牛たん振興会」(大川原潔会長)によると、禁輸前の03年末の米国産は1キロ約1000円。禁輸後、代替品となっている豪州、ニュージーランド産は絶対量が不足し、最近は同約5000円に跳ね上がっている。牛タンは食用部分が限られ、1キロのうち半分ほどしか商品にならない。同市内でも多くの店が大幅値上げを避けられず、「最盛期にあった約100店のうち6割以上が店をたたんだ。カツ丼やラーメンなどでしのごうとする店もあるが厳しい」と同会。穀物飼料の米国産に対し牧草で育てる豪州、ニュージーランド産は肉質が硬いという欠点もある。