フィギュアスケート・ジュニアグランプリシリーズ第6戦イタリア大会、女子フリーが終わって、、、口惜しくって切歯扼腕
SP7位と出遅れた宮原知子がフリーで巻き返しなるか?だったが、思ったより点が伸びず、98.33。ポーランド大会では105.74出したのに…。合計143.24。コートニー・ヒックス(米)が棄権、リプニツカヤ(ロシア)以外の上位陣が接戦になれば、表彰台もないではない?と思ったんだけど、、、
結果は5位。これでファイナル進出ポイントは20となり、現段階で7番手。最終第7戦に出場する選手たちの持ちポイント数から考えると、進出はかなり厳しくなった
映像を見ると、ミスらしいミスはなく、後半のダブルアクセル+3回転トウループなどでは客席が大きく盛り上がっている。出来が悪いようには全然見えないんだけど、ジャッジスコアを見るとジャンプ5つで回転不足が
転倒せずに降りようと意識しすぎて回転不足になることもあるのかな・・・。144.71で4位のパク・ソユン(韓国)とは1.47点差だった。回転不足をとられたジャンプのうち1つでも回転が足りていれば、逆転できたかもしれない。4位ならポイント22で、総得点305.44は22ポイントで並んだ選手の中でダントツ、庄司理紗と二人でファイナルに行ける可能性が大きく残せるところだったのに
2試合出た全選手の中でも、総得点はここまでで3番目。それでファイナルに出られなかったら、2大会ともリプニツカヤと一緒だったせい
そのリプニツカヤのフリー、ダブルアクセル+3回転トウループ+2回転トウループなどジャンプはバリバリ、体が柔らかく足がすごく高く上がるので、新体操で見るようなポーズで魅せる。早い所シニアに上がっちゃってほしいくらいだが、まだ6月に13歳になったばかり 逆にこれからの体の成長期を無事に乗り越えてソチ五輪を迎えられるのか
さらにロシア勢、アンナ・シェルシャクはフリーも安定してて150.21の2位、ファイナル争いに名乗りを上げた。リプニツカヤとポリーナ・シェレペンは決まってるから、シェルシャクが第7戦でも上位に入れば3人。今5番手につけてるコロベイニコワが滑りこむようなら4人が進むことになる。
ヒックスの棄権が残念だったアメリカ勢、今大会だけのハンナ・ミラーは基本に忠実な感じがいい 世界ジュニアには出てくるかも。
結局、現段階では日本勢女子のファイナル進出は決定していない。第7戦エストニア大会で庄司理紗と西野友毬はどのくらい頑張れば進出できるかというと・・・
ポイント13を持つ庄司理紗は3位以内で確定。4位でも142.01点以上なら、コロベイニコワの上にランクされて8番手以内に入る。西野友毬はポイント9なので、優勝するか163.65点以上で2位に入らないとコロベイニコワより上に入れないが、ポイント11のサマンサ・セザリオが4位以下になるようだと得点関係なく2位ならいい。接戦なら可能性あり?!
どうやらボーダーラインはポイント22あたり。少なくとも1人は進出してほしい。いい演技ができますように