Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

部活

2006年05月13日 15時44分10秒 | Weblog
 中1になった次男が部活に入った。前から入りたかったバドミントン部、このあたりではわりと強いらしい。
 昔と違って仮入部から参加申し込み用紙があり、各部の仮入部期間中の練習予定が出ていて、ちゃんと親がハンコ押すようになっている。2回ほどバドミントンの練習に参加して、卓球あたりも試してみるのかと思ったが、結局迷わずバドミントンに決めたようだ。本入部申込書にまたハンコ押してやった。
 先日、学校で部活動説明会があった。放課後の活動後は、遅くとも6時半には校門を出ることになっているとか、活動は必ず顧問の先生がいるところでやるとか。昔はいちいち顧問の先生が見に来たりしてなかったような気がするが、今は何かあるといけないので先生も大変だ。各部ごとの説明では、部費やユニフォームの相談。バドミントンではシャトルが消耗品なので、どうしても高めになる。お金がないからといってあんまり安いのや壊れたのを使っていると、試合のとき打った感じが違いすぎて調子が狂うし^^;(という事情は私もバドミントン部だったのでよーく知っている。)試合に出るときは、連盟で許可されているウェアの背中に中学の名前をつけなければいけないそうで、許可されたTシャツを10枚以上まとめると無料でネームを入れてくれるところに注文することになった。来年は着られなくなるかもしれないが、あんまりぶかぶかでも可哀想なので体に合わせてSサイズにしておいた。
 先生の監督下でないと練習できないので、練習も昔のように毎朝・毎夕じゃない。放課後は火・水・金、朝練は木のみ。連休の合間に多少いつもと違うスケジュールで朝練に出かける弟に、帰省中の長男が言った。「いいなぁ、オレもこういう部活ライフがしたかったんだよな~」中学時代、生徒の何割かがスクールバスで登校する香港で、朝練はなかなかできない。放課後も先生が忙しくて、週2回の活動の確保も大変だった。高校は寮だから、ちょっと気分が違う。うーん、君はちょっと運が悪かったかな~。
 いかにも日本的な部活ライフをエンジョイし始めた次男、「学校の周り10分で4周しなきゃ」とか、「手首回転100回2セット」とか言ってる。今日は先輩達の試合だが「疲れたから休む~」と応援に行かなかった^^; いいのか、それで もっとも、入部したてで審判のお手伝いなどもできないだろうから、あまり当てにもされてないだろうが(笑) 秋には新人戦くらい出るかな? そのうちマシなラケットやシューズも買わねば・・・。最近はどんな素材のラケットが出てるのか、全然知らないのでちょっと楽しみ(^^) 部活もだけど、お勉強もがんばるのよ~>次男
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中国語の呼び方

2006年05月13日 02時59分57秒 | ××語
 今までこのブログで気楽に“北京語”という単語を使ってきたが、一度ちゃんと説明しておいたほうがいいかもしれない。本来、北京語は北京地方の言語のこと。現代の中国語が北京を中心とする地域の発音・語彙を基準としているので、北京語は標準的な中国語に近い。けれども、日本語の標準語と東京弁が完全に一致するわけではないように、伝統的な北京語は標準的な中国語と完全に同じものではない。私が“北京語”という単語を使うときは、中国の地方言語―主に広東語―と比較・対比する場合が多いので、「標準的な中国語」と言ってもいいのだが、長ったらしくて、、、
 そもそも、「中国語」という単語は、中国語ではあまり使わない^^; 使うのは外国語と比較するときくらい。中文に書いたように、中国は多民族国家なので、漢族以外の民族の言語も中国の言語という立場から、「漢語」[han4 yu3](漢族の言語)という単語が一般的だ。どこの地方でも通じるという意味で、「普通話」[pu3 tong1 hua4]も使われる。
 台湾では「國語」[guo2 yu3]という(大陸の中国語とは発音や語彙の点で多少違いも出てきたため、「台湾國語」という単語もある)。ポップスは一般に北京語で歌われるが、台湾語や客家語、原住民言語の音楽もあるので、「國語曲」「台語曲」などと区別される。(限りなく日本の演歌に近い曲調の台湾語ポップスは、実は根強い人気を誇る。)
 シンガポールやマレーシアでは、「華語」[hua2 yu3](中華系の人々の言語)と呼んでいる。広東語や福建語(閩南語ともいう、台湾語に近い)の話し手も多いシンガポールのCD屋では、北京語曲なら「華」(シンガポールでは簡体字が採用されているので、実際には「化/十」)、広東語曲なら「粤」(広東のことを伝統的な略語で粤という)、福建語なら「閩」(福建のことを同様に閩という)のシールをCDに貼っている。
 香港では「普通話」が多い。広東語でもこの字を広東語読みして、「イ尓識唔識講普通話呀?」(ねい しっkむしっk こん ぽうとんわー あ?)『普通話、話せる?』のように使う。
 英語なら、Mandarinという単語がある。「Do you speak Mandarin?」「No, but I speak Cantonese.」のように使える。(満大人=man da renからきているとか。清朝の役人の言葉、ということらしい)
 さて、日本語では何て呼ぶのがいいだろう? 日本語で「漢語」といえば中国由来の漢字で書く日本語のことだし、「国語」はまさに日本語のことになってしまう。「華語」で何のことかわかる人は少なそうだし、「普通話」も中国語を学んでいる人以外にはあまり知られてないだろう。「マンダリン」じゃオレンジだと思われそう。「中国語」ととっくに“中國香港”の広東語を並べて語るのもなんだかなぁ。。。
 というわけで、このブログで私が“北京語”といったら、それは「標準的な中国語」という意味だと思ってください。よろしく
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